アン・ハサウェイの髪を丸坊主にした問題作。
ミュージカル映画のため、みなさん心情を(台詞で)リズミカルに大きな声で喋るのを聴く羽目になり、映画の世界に全然入れなかった。
同じミュージカル映画でもシカゴはもうちょっと映画的な演出を取り入れていたが、これは米仏の文化の違いかもしれない。
物語の主題は、救いの無い(フランス革命後の)現実を悲惨な目に遭う人間を通じて表現しているという内容のため、道徳心を育むのに役立ちそうなお堅い印象。
この映画の評価により、人間としての階級をはっきりとさせてしまう可能性がある踏み絵的な作品。
原作の挿絵にそっくりなキャストとか、アフレコでなく実際に役者に演技しながら歌わせるなど、スタッフの気合や役者魂を感じるところもあるが、基本的に文学的素養がある前提で作られた映画のため事前の予習無しにいきなり観るのはお勧めしない。
しかし、興行的にも成功しているし、アカデミー賞もいくつか受賞しているので一定のクオリティは保証されているとフォローしておきます。
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