mixiユーザー(id:4941862)

2016年05月14日09:08

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映画「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」☆


身体は老いても頭は若いホームズじいさんの痛快な活躍を描くと思って観に行ったら面喰ったというのが率直な感想。
実際の映画は、身体も頭も老いた英国紳士であり痴呆のじいさんが過去と向き合い、推理というより「思いやり」で問題を解決する作品。

名探偵が田舎に隠遁するきっかけになった事件を、家政婦の息子に昔話を話すように思い出しながら語り、結果忘れようとしていた真実を思い出して後悔、事件にケジメをつけるため「ある行動」に出るという内容。

日本人的なツッコミは結構あるが、トンデモ日本描写とまではいかない可愛いものがあった。
真田広之の出演は良いとして、ホームズが山椒を探すために日本を訪れたという物語内での動機も、「山椒ってそんな貴重な物か??」という印象を受ける。
しかも、原爆のせいで広島の山椒が絶滅、瓦礫の中から1本見つけて大喜びの件は、日本人には受け入れられないと思いました。

劇中ホームズの相棒を務める子役「ミロ・パーカー」は、知性を感じさせる落ち着いた感じの聞き役として本当に優れた演技をしていた。
痴呆老人の相手に無垢な子供という組合せは、名コンビだったと思いました。

名探偵ホームズが長い追憶の先に辿り着いた「真実は一つでない」という結末に、「同名の日本人探偵ではこんな大人な結論に達しないだろうな、見た目は子供だし。」と思った人は私一人ではないだろうと思う。

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