下山後は山川砂むし温泉「砂湯里(さゆり)」に行こうと思っていた。
しかしバス停についてみると、丁度数分前にバスが出発してしまった直後だった。
次のバスまでは45分待ち、しかしその次のバスに乗って砂湯に行ってしまうと終バスに乗れない。
…ということで泣く泣く諦めて、前にも行ったことがある「天然砂むし温泉「砂楽」」に変えた。
ここならば終バスが無くなろうが、歩いて指宿駅まで移動するのもそこまでは苦ではない。
日曜日でもありまた時間がやや遅かったため(16:30頃)、お客さんは帰り支度の真っただ中で人がやや少なかった。
今回も屋外の常備された砂風呂となり、希望だった一人一つのパラソルの下での入浴はできなかった。
「砂楽」を出て駅まで歩く途中、途中の消防無線から「開聞岳で行方不明者捜索中」との声が聞こえた。
一本道の登山道で、それも快晴の日にどのようにすれば遭難するのかが知りたいくらいである。
結局ニュース沙汰にはならなかったので、行方不明とされた人たちは先に帰ってしまったのであろう。
指宿駅についてみると、18:00にも関わらず完全に夕方ではなく夜の雰囲気に包まれていた。
駅前の足湯だけでネオン状態で光り輝いており、人気が全く感じられなかった。
鹿児島中央駅へ戻り、預けておいたコインロッカーから荷物を取出した。
今日の宿は鴨池港近くの鹿児島東急ホテルである。
バスは結構走っているはずなのだが、19:00頃はなせがバスの本数が少なく、駅前で30分以上待つ羽目になった。
その上、30分後にはルート違いながらも鴨池港行きのバスが連続していた。
バスに乗ったはよいものの、何故かバスは鹿児島市内の裏道をくねくねと進んでいった。
土地勘かない上に夜ということで方向感覚が掴みづらいルートのため、どこら辺を進んでいるのかがわかりにくかった。
ただし一つ思ったのは、「わざと大回りしていないか」と思うルートであった。(※1)
ようやく鴨池港に到着するとすでに20:00を回っていた。
ホテル予約プランは19:00以降チェックインの格安プランなので問題はないが、初めての土地で夜遅いのは不安となる。
この宿に決めたのは単に安いという理由もあったのだが、ジャグジー天然温泉というのも売りだったからだ。
実際に窓から下を眺めると、ジャグジー風呂が見えている。
ジャグジー風呂へ行ってみることにした。
エレベータでその階に着くと、いきなり水着姿でバスローブを羽織った夫婦が目の前に立っていた。
全く予想すらしていなかったため、かなり驚かされた。(なぜ屋内で水着?)
ジャグジー風呂へ行ってみると理由がはっきりした。
そもそもお風呂だけで脱衣場は一切設けられていないかったためである。
そのため水着姿でこの場所まで来なければならなかったのてある。
仕方なく、もう一度部屋まで戻り水着姿で来ることにした。
ただし、エレベータに乗るのは嫌なので非常階段を下ってくることにした。(※2)
天然温泉のジャグジー風呂は快適だったのだが、やはり移動が忙しないこともあって魅力が半減してしまった。
元々この日は午後から雨の予想だったのだが、お風呂に入っているうちに雲行きが急に怪しくなってきた。
30分経たないうちに雨が降り始めてしまった。
このせいで明日の霧島連山への登山はダメになってしまった。明日はどのようにして過ごそうか?
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写真:指宿駅
※1
実際に鴨池港近辺では、南から海沿いの道を北上していた。
※2
ジャグジー風呂への移動用に非常階段は施錠していない。
それどころかジャグジー風呂への移動のために非常階段を一階分下りる必要がある。
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