(八日目 朝〜昼)
朝は今日も何事もなくやってきた。
しかし昨日の夜から痛かった背中と首は、全く治る気配を見せず相変わらず痛かったのである。
日本への強制帰国の話はあったのだが、決行される気配は全く感じられなかった。
そうでなくても元々の予定では、
今日の夜(というか深夜)には関西空港行きの飛行機に乗って帰る事になっていた。
いつの間にか元々の予定通りの日程に変更されたようである。
今日の予定は添乗員さんからはこのようなアナウンスがあった。
・今日もツアーバスを一日貸し切るとの事。
・昨日で市内観光は粗方終えてしまったので、ツアーバスへの乗車は皆さん任せにします
・自由行動でも、危険なので市場・トロリーバスには出来る限り乗らないで下さい。
・ツアーバスは市内郊外の観光地を3箇所周ります。
観光地から帰ってくる際には必ずホテルに寄るので、乗りたい人は出発時刻までに集まってください。
・夕食後から飛行機に乗るまでは、ホテルを押さえてあります。
アナウンスには無かったのだが、必然的に昼食は抜きとなった。
しかし、昨日の食事がツアー会社のお詫びを兼ねており、豪勢な食事が続いていた事も有ったので別に苦ではなかった。
とにかく背中と首の痛みが続いている事も有り、
市内観光よりも、まずは病院へ連れて行ってもらうことにした。
モンゴル一の大病院らしかったのだが、日本的に言えば少し大きな市民病院という感じであった。
ただし市内では珍しい鉄筋コンクリート製の建物であり、やはり大病院である。
お医者さんに「背中と首が痛い」と、現地の旅行会社のスタッフを通じて伝えたのだが、
お医者さんからは、「問題ない」との答えだった。
…モンゴル国内の治療は諦めて、日本で診てもらうしかないようである。
診察が終わり再びホテルに戻ってきた。
次のお迎えのバスが来るまで時間があったので、何人かで町の中心地へ遊びに出かけることにした。
目的地はウランバートルの街を東西に走るメインストリートである、
エンフタイワン(平和)大通りへ向かうことにした。
(先程病院へ行くために使った道路でもあり、西側にはトロリーバスも走っている)
ホテルからさほど遠くないところに、国営デパートがある。
そこまで他愛のない話をしながら向かった。
見かけ上は黄色人種でモンゴロイド系なので、現地のモンゴル人の人とさほど変わらない。
しかしそこは外国人である身上なので、何が起こるかはわからないので一応用心して置く事にした。
(スリ目当ての怪しい現地の人が後を付いて来ていたのが、後で判った)
国営デパートの中に入り、お土産らしきものを買おうとしたのだが、"全くない"
お土産売り場的なものはなく、日本風に言えばスーパーマーケットレベルであった。
それでも手持ちの現地通貨が足りず、目ぼしいものが全く買えずデパートをあとにした。
ウランバートルの近くにある保養地であるテルレジへ向かうバスをホテルで待つことになった。
バスを待つ間に、ふとこの旅行期間を思い返すと、ずっと誰かしらと一緒に行動していることに気付いたのである。
まあパックツアーなので仕方ないことなのだが、
さすがに丸々一週間単独行動が一回もないと、さすがに窮屈になってきたのである。
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旅行記:1999/8/21
写真: なし(この時点で残フィルムが少なくテルレジまでに無くなりそうなため節約していたので撮っていない)
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