8/10(月)
3:30になると室内は騒々しくなってきており、朝食抜きで出発する人が出始めた。
4時から朝食開始だったが、少し早めて3:45に朝食開始となった。
館内にいる人の大半が、この時刻で朝食を取り、5時までに山小屋を出発していった。
私は4:50に山小屋を出発し、甲斐駒ヶ岳へ向かう。
◎5:00 長衛小屋〜5:35 仙水小屋〜6:15 仙水峠
仙水峠から流れる沢に沿って登っていく。
ダラダラと続く序盤の登りなのだが、高山病体質の体のため少し辛いものがあるが、おおよそ登山地図に載っているコースタイム通りである。
◎6:15 仙水峠〜8:30 駒津峰
序盤と終盤はハイマツ帯。中盤は樹林帯のため展望なし。
樹林帯は急登のため、息が上がりはじめる。コースタイムからは遅れ始める。
駒津峰に着く直前にライチョウがいたのだが、何故かすぐに飛び立った。
ライチョウはあまり飛ばないのに…、運がなさすぎる。
◎8:30 駒津峰〜9:30駒ヶ岳直登ルート分岐〜10:56 甲斐駒ヶ岳/東駒ヶ岳頂上
コースタイムでは1時間半だが、2時間かかっている。
駒津峰の標高は2,740m。甲斐駒ヶ岳頂上は2,967mと標高で見ると大差ない。
駒津峰〜直登ルート分岐までの間は、小さなアップダウンが続き一向に登らない。
さらに直登ルート分岐から頂上までの巻き道ルートは、白砂の砂礫のせいで滑りやすく歩きにくい。
そのため目の前に見えていながらもスピードはあがらない。
頂上に着くと甲府盆地の方から雲が沸き上がってきていたが、頭上は晴れている。
長野県側は全く雲がないため、景色は抜群であった。
30分のんびりとしていたが、鳳凰三山の方は雨雲のような黒い雲になりつつあるため下山を開始することにした。
◎11:25 甲斐駒ヶ岳/東駒ヶ岳頂上〜13:08 駒津峰
コースタイムでは1時間のところだが100分となり、疲れ果てて倍近くの時間がかかるようになってきた。
気づけば大半の人に抜かれ、私より後ろから下山する人も少なくなってきた。
山小屋からは、双児山経由で降りると早く北沢峠に着けるという話だった。
しかし、初めて通るルートを最後尾で降りた場合、何かアクシデントがあった場合に助からない。
少々時間がかかったとしても、行きに登ってきたルートで下山すれば、途中にある山小屋経由となるので、遅くなったとしてもアクシデントに対応できるだろう。
…ということで、仙水峠経由で下山することにした。
◎13:30 駒津峰〜14:40 仙水峠〜15:50 長衛小屋〜16:10 北沢峠こもれび山荘
仙水峠まで下りてくると、誰にも抜かれなくなってしまった。
駒津峰にいた、ほとんどの人は双児山経由で降りたのだろう。
仙水峠で休息していると、登山道ではない山梨県側の方向から女性の声が聞こえ始めた。
登山道はなかったはずなので、おそらく沢登りか崖登りで登って来たのだろう。
ザイールを束ねた女性二人組が登ってきた。
これから、甲斐駒ヶ岳経由で黒戸尾根にある七丈小屋に向かうと話していた。
既に時刻は15時直前。この荷物を持っていっても体力的には問題ないだろうが、おそらく到着は日没後。
危険なので、仙水小屋への変更を進めた。
この事もあり、女性二人組は仙水小屋泊に変更することになり、三人で下山を開始したが、私の歩くスピードは遅いので抜いてもらった。
仙水小屋と長衛小屋で水を飲むためだけの休憩をしていると、さらに遅くなった。
こもれび山荘に着いたのは16時過ぎ。
山小屋のオーナーの話では「標準タイムは8時間、11時間かかる人もいるらしい」だったが、自分自身が11時間を超えるとは思っていなかったので想定外だった。
いままでの長時間登山は、2018年の八ヶ岳(行者小屋〜赤岳〜硫黄岳〜美濃戸口)の9時間であり、軽々とオーバーしてしまった。※
高山病体質の体に付け加え、熱射病も入り始めたので仕方ない部分もあるのだが、やはり時間オーバーしすぎている。
年相応に体力低下が激しくなってきたのではなかろうか?
小屋の外で少し休憩したのち、汗ばんだからだを冷たいタオルで拭いた。(水浴びできないので代替)
冷たい水で体を拭いたせいか、逆に寒気が走り始めた。
熱射病による体力ダウンと思われたので、布団に包まって休むことにした。
夕食は17時開始なため、少し寒気がするなかで強引に夕食を食べる事にした。
食事後は、再び布団に入って寝入ってしまった。
目が覚めると19時半。既に室内は寝てしまった人が多くなり静まり返っていた。
歯を磨いて、再び眠りに着くことにした。
明日の仙丈ヶ岳登山に関しては、起きた時の体力の状況を見て考える事に決めた。
-----
写真: 甲斐駒ヶ岳頂上, 甲斐駒ヶ岳頂上から黒戸尾根〜甲府盆地方面, 甲斐駒ヶ岳頂上から伊那谷方面
※礼文島の愛とロマンの8時間コースにおいて、13時間かかっているケースもあるが、単独ではないので除外。
ログインしてコメントを確認・投稿する