前々から群馬県の奥地にある上野村へ行けるかどうか考えていた事があった。
JR新町駅からバスで片道2時間以上という道のり、日帰りで行くには遠すぎるという事でパスしていた。
たまたま、引っかかったフォートラベルの旅行記を発見した。
「群馬の秘境・上野村に行ってきた」(
https://4travel.jp/travelogue/11994824)
上信電鉄の下仁田駅から乗合タクシーで30分で上野村の奥地に着くらしい。
それならばと検討してみると、富岡製糸場をオープン直後の9時に入れば見学後に近くの冨岡小学校のバス停から上野村の乗合タクシーに乗れることが分かった。
バスの乗車時間が長いことから、上野村から新町駅までのバス乗車時間を考えると、夏場しかタイミングが取れなさそうである。
元々は海の日連休で考えていたが、翌週から猛暑がやってくるという事で早めに決行した。
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富岡製糸場9時から逆算すると、高崎駅を8時半前の上信電鉄の電車に乗ることになる、さらに逆算すると上野駅6時15分始発電車と決まった。
昔は高崎駅の上信電鉄はホーム乗り換えだった記録があったのだが、改札外乗り換えになっていた。
休日おでかけパスの清算も有人改札で行わなければならず、面倒であった。
(高崎駅のレベルでも、有人窓口が9時から営業で手間取った)
最寄り駅の上州富岡駅に着くと、「まちなか周遊観光バス」がやって来た。
無料という事で、そのままバスに乗り冨岡製糸場へ移動した。
最初は見落としそうな旧韮塚製糸場を観察した後に、富岡製糸場の中に入った。
館内を見て回ろうと思ったのだが、少し待つとガイドツアーがあるらしい。
200円という費用ならばと参加した。
この費用はガイドツアーで使用される無線イヤホンを利用料金という感じである。
ガイドさんの声を外でもしっかりと聞こえるレベルのため利用価値が高い。
少しくらい遠くに離れても問題ないくらいに無線が届くので、写真を撮りたいときは少し離れていたりした。
ガイドツアーがあればこそ、注目点が異なる。
一番のメインは東置繭所の建物自体で「木骨レンガ造り」である。
鉄骨ではなく木骨というのがカギで、現存している建物としては非常に珍しい。
蒸気釜所の煙突は修復中のため、遠目に見るだけで終わり。
鉄水溜という貯水槽も重要文化財なのだが、目立ちにくい場所にあるため観光客の人の目はあまり届いていない。
ここに注目できたのはガイドツアーに参加していたからであって、参加していなければ単なる黒い水槽でしかないからである。
しかし、問題点もありガイドツアーは30分と聞いていたのだが、初回ということもあり大盤振る舞いの50分間。
バスの時刻を考慮すると、残りの工程は早足にならざるを得なかった。
東西の置繭所にある展示物をじっくりと見る時間がなくなってしまい、さらっと見て終えることになってしまった。
少し心苦しい部分はあったのだが、今回は仕方ない。
11時30分とバスの発車時刻ギリギリまで館内に居続け、急いでバス停まで移動した。
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写真: 富岡製糸場(東置繭所, 蒸気窯所+鉄水溜)
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