石田徹也作品を見に、静岡県立美術館に2回行ってきたのだが、この作品を知った「NHK日曜美術館」の番組の展覧会が3月末から今月半ばまで、上野の東京藝術大学大学美術館で開かれている。
かなり早い段階で把握をしていたのだが、隔週毎に出かけていた事もあり、行くのが延び延びになってしまった。
気づけば会期が間もなく終了(この後は、静岡と大阪で開かれる)ため、ようやく出かけることに決めた。
東京藝術大学大学美術館に行くのは「UENO WELCOME PASSPORT」で出かけてから10年ぶり。
この時は、高橋由一「鮭」を見て以来となる。
10年前と外観も内部も全く同じである。
4月に静岡県立美術館に行った際に無くなっていた、ロダンの考える人の小サイズの銅像と、石田徹也「飛べなくなった人」がこちらに貸し出されていた。
静岡県立美術館に行って見られなかった、石田徹也「社長の傘の下」は、ようやく実物が見られた。
中に展示されている絵画、銅像等の何点かは写真撮影可であった。
この写真撮影可の作品の中に、ピカソの「黄色い背景の女」があった。
葛飾北斎の「北斎漫画」、安藤緑山の象牙彫刻の「蜜柑」、香月泰男のシベリア・シリーズの「北へ西へ」といった作品が目に留まった。
最後に展示されていた巨大作品となる、山口晃「ショッピングモール」は、見ていて楽しい作品だった。
桐生市街地を空から見下ろした構図で、ショッピングモールが核になっているのだが、街はずれは昔の街並みどころか、人々までが昔のままになっており、馬車が走っている。
唯一の例外の展示方法になっていたのは、ピカソ「ゲルニカ」である。
この作品は、スペインの国立ソフィア王妃芸術センターから貸し出される事はないため、プロジェクタを使用して原寸大で投影していた。
この展示だけで、ワンフロアを占領しており、独特の光景だった。
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写真: ピカソ「黄色い背景の女」, 石田徹也「社長の傘の下」, 香月泰男「北へ西へ」
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