中2週間でのお出かけも4回目。
今回は3連休なので出かける気は満々だったのだが、3/19に飲み会(ただしドクターストップなため、お酒は飲まない)が入り、体の調子がズレた。
3/20(金)が予想に反して、一日天気が悪かったのも影響し、土日で遠出をする気が無くなった。
さらに、翌土曜日に急用が発生したこともあり、遠出をしなくて良かったというくらいだった。
残った日曜日は特に用事がなかった事もあり、近場に出かけることに決めた。
桜が開花したということで、標準木がある靖国神社にでも行こうかなと思いついた。
前回行ったのは2016年の大晦日。
遊就館は休みだったこともあり再訪には丁度良いという事と、最近は戦争遺産的な場所に出かけることが多かったのもありベストなタイミングではないかと。
まずは、靖国神社で参拝をした。
前回は大晦日という事もあり人出は少なかったのだが、今回は桜の開花直後という事もあり人出が多かった。
予想に反して、若い人が多いのが目立った。
お茶屋さんではなく、カフェが出来ているくらいなので、客層も大分変化したのだろう。
参拝後、すぐに遊就館に入った。
入口にある零戦の部分は入場無料なのだが、その先は有料区域となる。
また昨今の博物館では非常に珍しい、全面撮影禁止である。
明治維新以降の戦争に関する内容、展示がなされているものと思っていた。
入館直後は、天皇陛下の歴史のような感じで神武天皇から話が進む。
「国体」というものを理解してもらうことが目的だと思われる。
江戸時代にかけての歴史が並ぶため、刀剣、甲冑といったものが並んでいる。
その後、明治維新にかけての幕末から戊辰戦争への歴史に入り、最後の内戦となる西南戦争へと至る。
この後は1階に降り、日清戦争、日露戦争、満州事変、大東亜戦争(終戦後のシベリア抑留も含む)と続いていく。
展示室の名称には、第一次世界大戦・第二次世界大戦というような感じでは表記されてはいないが、内容に関しては少々触れられている。
このエリアに入ると戦線に関する内容と、残された遺品の展示が主となっていく。
最終的には現代の遊就館の目的である、遺影パネルの展示で終了となる。
遺影パネルだけでも1万人はあろうかという内容であり、その場にいるだけで圧倒される。
1階の中央エリアにある大展示室には、大型兵器展示・戦跡収集品が展示されている。
2階エリアだけでも2時間近く費やしてしまい、また今回も予定時間を軽くオーバーしてしまった。
当初予定は全体で3時間だったが、1階部分を早足で見て4時間かかっている。
自分の中では今まで国内各地を回った事柄の総決算という感じの展示であった。
また、レプリカではあるものの、この場所にしかない天皇勅書(何故かほとんどが天井近くに展示)が展示されているところも見ごたえがあった。
ただし、自分の中で良かった場所は2階エリアの展示であった。
このエリアは客観的な史実に基づいた展示が多く、為になるものが多かった。
1階エリアは遺品が目立つようになり、客観性が失われているように思えた。
唯一の収穫は「アメリカに石油輸出を止められたことによる、資源確保のための経済戦争」の側面が挙げられていた事である。
この点がなければ、ただの領土拡大の面でしか語られない内容になってしまうものである。
また、戦争展示では必ず重点的に扱われている原爆、空襲被害に関しては、そこまで語られていない。
沖縄の本土決戦に関しては割かれている部分が多いが、やはり多くない。
資料館としての展示としては、日本各地にある資料館に任せており、総体的な展示としては行われていないのだと思われる。
オールドメディアが煽っている「靖国参拝」に関しての是非も考えさせられた。
行ってみて分かったのは「そこまで騒ぐことではない」という一点だった。
この点を客観的に感じられたことだけでも、行ってみて利益があったなと思えた箇所である。
-----
写真: 遊就館(入口)
ログインしてコメントを確認・投稿する