こんな記事がありました→
https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=8484358&media_id=176
この手の記事があるとよく思い出すのは、岡山の子供たちの「定番」です。
ご存じのとおり?岡山には天満屋というデパートがあります。近年では女子マラソンでそこそこ知られている所です。
この天満屋を普通に発音すれば「てんまや」ですが、幼い子供たちにとってはこの普通の発音が結構難しいものと見えて、「てんやま」と発音してしまう子が続出するのです。
普通の発音ができる子もいるので、「てんやま」組はしばしばからかいの餌食となります。でも、「てんやま」組が多数派になることもあるので、幼稚園や保育園ではそちらが普通に流通してたりしました。
数年前までは、幼い子供のこの手の言い間違えは私はこれしか知らなかったのですが、数年前、実に輝かしい金字塔?がこれに加わりました。
4〜5歳と思しき男の子がやらかしてくれました。
その子が、ある日、私が帰宅中に乗った電車(地下鉄)の同じ車両で力いっぱい、「アンパンマンマーチ」を歌っていたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=5mLape5F0Fw
なかなかいい感じで、音程も外さず、快調に歌っていたのですが、「(ああ アンパンマン) やさしいきみは」というところにくると、なぜか「やらしいきみは」になってしまうのです。
「もう。“やさしい”でしょ!」と横に立っていたお母さんと思しき女性が注意し、子どもの方も「あ、そうか」と「やさしい」を二、三度言うのですが(普通に言えました)、再び歌い始めて夢中になると、そんなことは忘れてしまうのか、また力いっぱい「やらしいきみは」とやらかしてしまうのです。
そしてまたお母さんの注意、子どもの「あ、そうか」が続き、それでも歌い出すと「やらしいきみ」になってしまう、ということが何回も続いて、流石に大半の人々が聞き耳を立てている様子が分かるようになりました。
子どもが歌ってその問題の部分が近づくと、「今度はどうかな?」と固唾を飲んで見守って、いや傾聴している緊張感がひしひしとこちらに伝わってくるのです。
そして、いつもどおり「やらしいきみは」が聞こえてくると、皆さん表情が緩むというのか、ちょっと残念なんだけど、でも可笑しくってしょうがない様子(必死で笑いをこらえている表情)がよく分かって、面白かったです。
こうしたことをませた子どもがわざとやっていたなら興ざめなのですが、全然そんな様子は感じられず、むしろ一生懸命力いっぱいの歌唱を応援したくなる、そんな感じでした。
それだけに、まるでお約束のように「やらしいきみ」が出てきたときのカタルシスには素晴らしいものがありました。
仕事帰りの車内があんなに和やかな雰囲気に包まれていたことは、ちょっとなかったと言ってよいでしょう。
「アンパンマン」の原作者やなせたかしさんをモデルにして描いた朝ドラの「あんぱん」は今週で終了するらしいですが、この「アンパンマンマーチ」の作詞者はやなせさんご本人らしいですね。
自分が作詞した歌詞がこんな風に歌われてたとは、やなせさんも夢にも思わなかったことでしょう。ただ、やなせさんは、ウルトラマン等の通常の戦うヒーローではなく、アンチ・ヒーローとしてアンパンマンを創り出されたようですから、こういう笑える状況というか、和やかな雰囲気がご自身の作詞を一心に歌う男の子によって作られたということは、むしろ誇らしく思えることかもしれないですね(^^♪
ログインしてコメントを確認・投稿する