1週間ほど待ってみたのですが、前回の日記の冒頭に掲げたなぞなぞは余程難しかったのか(あるいはそもそも関心を持っていただけなかったのか)、いまだに何の反応もないので、皆さん降参したものと勝手に見做してここらで解答をお示ししておきましょう。
一応、問題文を示しておきますと;
甲、乙、丙3人の忍者がある法則に従って、10本の矢を分け合ったところ、甲は4本、乙は5本の矢を得ることができたのに、丙は1本しか矢を得ることができませんでした。果たして、どのような法則に従って、3人は矢を分けたのでしょう?
さて、解答です。
忍者3人が分け合った矢は、通常、1本、2本、3本、、、と数えます。
しかし、この「本」という単位は発音上は「ほん」「ぽん」「ぼん」の3通りあります。
これを1〜10本目について見ると;
1ぽんめ
2ほんめ
3ぼんめ
4ほんめ
5ほんめ
6ぽんめ
7ほんめ
8ぽんめ
9ほんめ
10ぽんめ
となります。
ここまで読んで、カンのいい人は既にピンときたかもしれませんが、そうです、甲には「ぽんめ」となる矢を、乙には「ほんめ」となる矢を、そして丙には「ぼんめ」となる矢をそれぞれ分配するという、そういう法則に従って分配したのです。すると、甲は4本、乙は5本、丙は1本の矢を、それぞれ得ることになったというわけです。
そんなの法則じゃねぇよ、という声が聞こえてきそうです。
まぁ確かに、学校で習ったボイル・シャルルの法則とかメンデルの法則とかのご立派な法則ではないかもしれません。
せいぜい、先日扱ったマーフィーの法則ぐらいのものかも。「ぽんめ」「ほんめ」「ぼんめ」なんて、ねぇ、、、。
ただ、だからといって、これを一概にくだらないとか馬鹿らしいとか言って葬り去ってしまうのは、いささかつまらないことだと思います。
日本語の摩訶不思議さを示す例として、ここには結構面白いものがあります。
3本目は「さんぼんめ」で、これは撥音便?に似たようなものではないかと思います。直前の音が「ん」だと続く音が(濁音に)変化しています。
ところが、それなら4本目は「よんぼんめ」になりそうなものですが、どういうわけか、通常はそうは言わず、私たちは「よんほんめ」と発音している(「よんぼんめ」には違和感を感じる)はずです。
なぜ、3本目は「さんぼんめ」となるのに、4本目は「よんほんめ」となるのか、この点を説明できる人っているのでしょうか。
ところで、冒頭には「1週間ほど待ってみたのですが」と書きましたが、本当のことをいうと、それほど待ったという実感はありません。
確かに客観的には1週間ほどの時間は経過しているのですが、主観的にはそれほどの長い時間の経過は実感としてないのです。
年齢が上がるにつれて、時間の流れが早く感じられる心理的な現象のことを“ジャネーの法則”と云うそうですが、私も歳を取ったということでしょうか。
などと、こんなことをボヤいていると、「話を逸らすんジャネー!」とさらにどやしつけられるかもしれません。
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