23年5月30日に他界したナイスネイチャの誕生日(4月16日)は、昨年からメモリアルドネーションと名前を変えて寄付募集活動を続けています。引退した競走馬の余生支援が目的で、これまでたくさんの引退馬の馬生をつないできました。いわゆるクラウドファンディングですが、法人助成金の対象(繁殖馬)にならない馬の支援に徹しているのが特徴です。
ナイスネイチャが天国に行ってしまったので、今年のホストはメイショウドトウになりました。ドネーション活動のナビゲーターとしてこんな愛嬌のある写真がトップ画面を飾っています。それにしてもこれはまた相応しい馬を連れてきたものです。有馬記念3年連続3着の記録を持つナイスネイチャの後任、メイショウドトウの競争成績は・・・
G1レースで5戦連続2着という金・・・いや、銀字塔を持っているのがメイショウドトウです。しかもその5戦全ての勝ち馬がテイエムオペラオーという因縁の関係。当時「奴さえいなければ・・・」とメイショウドトウのファンは幾度も苦汁を舐めていました。しかし、競馬の神様はそこにドラマを用意しています。それはテイエムオペラオーと6度目の対決となった2001年の宝塚記念。
2001/06/24 阪神競馬場
第42回宝塚記念(G1) 芝2200右(良)
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着順 馬名 性齢 斤量 騎手
1 メイショウドトウ 牡5 58 安田康彦
2 テイエムオペラオー 牡5 58 和田竜二
3 ホットシークレット セ5 58 柴田善臣
4 ステイゴールド 牡7 58 後藤浩輝
5 エアシャカール 牡4 58 蛯名正義
1年前の同じレースで初めて対戦したメイショウドトウとテイエムオペラオー。そこから5戦全てがG1という舞台でどうしても勝てなかったライバル。後方からの差しが効かない相手だということがもう判っているメイショウドトウは、先行策で4番手のポジションをキープします。3コーナーから仕掛けてライバルを早めに突き放つ作戦。後ろから追い上げてくるテイエムオペラオー! もう負けるわけにはいかないドトウは直線で粘り腰を発揮して逃げきります。その瞬間の阪神競馬場は大歓声に包まれ、メイショウドトウのG1初勝利を讃えました。因みにこの2頭のライバルは異例ともいえる合同引退式を京都競馬場で行います。なんという粋な計らい。
引退後のメイショウドトウは種牡馬生活を経て、NPO法人引退馬協会からスカウトされ、フォスターホースとして余生を過ごすことになります。繋養先のノーザンレイクでは看板猫のメトと仲良しなことがYouTubeで話題となり、馬と猫の不思議な友情が再生回数100万回以上の人気コンテンツとなりました。一昨年には2匹が主役の写真集『ボス猫メトとメイショウドトウ 引退馬牧場ノーザンレイクの奇跡』が出版されました。
https://necobiyori.jp/nekobiyori/18400/
ということで今年もフォスターホース「再就職支援プログラム」の募集が行われています。ウマ娘のお陰で寄付額が大きく増えて、今年も目標額まであと少しです。競馬好きに限らず、馬を愛する皆さんのご協力をよろしくお願い致します。
ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2025
https://syncable.biz/campaign/7763
寄付先:認定NPO法人 引退馬協会
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