2024年7月2日BS録画鑑賞
高畑充希案件だと思ったら意外と面白かった。
でも、最後のまとめはイマイチ、多分この映画感動気に終わったけど、この大名駄目だよね。。
星野源、高橋一生、高畑充希の主要キャストが魅力的に描かれているのは映画として良いことだが、この話実話ベースなことも影響しているためか、引っ越しという結果に至った経緯が酷くて正直悪い藩主のツケを下級役人が取らされた酷い話だと思えてしまうところが良くないと感じました。
物語は、姫路から日田への引っ越しを描く。
家老と呼ばれる藩重役の無責任な丸投げで星野源が困り果て高畑充希の家に頼みに行くと父親が藩にこき使われた挙句過労死した旨聴かされ絶望的な空気感になる前半の感じは、現代に生きる大人としてとても嫌な気分にさせてもらいました。
特に事もなげに語られましたが、お殿様が幕府の権力者柳沢吉保に言い寄られ断ったことが引っ越しの原因ではと回想する場面は酷い理屈で身から出た錆だと思えました。
そこからの高畑充希の父が残した指南書を元に引っ越しの段取りをしていく過程は面白くて良かったです。
引っ越しの行列を柳沢吉保の忍者に襲われるクライマックスはほとんどギャグ描写で盛り上がりに欠けましたが、正直見せ場が足りなくて困ったのだろうと察しました。
日田から山形、白河とその後も引っ越しをさせられ、ようやっと加増されて帰農させた家臣を呼び戻した感動気なラストも、藩主に相談をして帰農させたとかいう描写が無いことから、急に感動したように見えて、こんな無能な藩主の下で働くより田畑を耕す方を選んだ40人の帰農した元藩士の方が正しい判断だったのではと感じました。
主要キャストの演技アンサンブルが良いのでお勧めです。
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