2023年8月26日劇場鑑賞
期待外れ、チェスゲームを仕掛けた訳ではない。
物語は、オーストリアを併合したナチスドイツの秘密国家警察から貴族の隠し資産の情報を知っている主人公は拷問を受ける、そんな中チェスの本を読み正気を保てるのかという話です。
私の想像していた話は、アメリカ行きの船の中でチェスゲームをしていると世界王者を倒す無名の人がいた、その人はオーストリアからナチスの迫害により脱出した亡命者だった。
主人公の壮絶な過去が明かされるみたいな話です。
ちなみに、拷問と言えば昔なら椅子に縛り付けて殴る、天井から吊り下げて背中を鞭打ちが相場で、その時のトレンドで電気を流したり水責めをしたり、明かりや大音量の音楽で寝かさないとかもありましたが、今回の「何もしない」という拷問は絵面的に地味ですがその分厳しい印象でした。
もう少し工夫が欲しかったのは、なぜナチスが貴族の資産を没収しようとしているのか、また主人公はなぜ命がけでそれらを守ろうとしたのか、その辺りの説明がもう少しあった方が良かったのですが、全く語られないため観客からすると他人のお金だし国も滅んだうえに貴族の皆さんは居なくなったようなので喋ってもいいのではと思ってしまいます。
どんでん返し的な展開もありますが、勘の良い人なら一緒に乗ったはずの奥さんが居なくなった辺りで真相に気づくレベルの話であまりビックリしませんでした。
期待外れでしたのであまりお勧めしません。
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