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渋谷TOEIが閉館した。映画会社直営として1953年に開業したという老舗(写真はその当時)映画館だが、駅前の一等地に陣取るロケーションでありながら、コロナ影響を割り引いても集客数が寂しかった状況は紛れのない事実。
写真は1981年当時。この頃は渋谷東映と松竹が横並びで存在していた映画館全盛期。娯楽文化の王道として映画鑑賞はセレブな趣味のイメージがあった。お見合いの紹介文で、趣味:映画鑑賞と書くのが最も無難と言われていた時代。しかし今はそのようなステイタス感は微塵もない。
特にこの渋谷TOEIは自分も利用頻度が低い。作品が邦画に偏っていることと、ポイントや割引き制度がないので、他館上映があればそちらに行くからなのだろう。スクリーン位置はやや高めで見上げるアングルになる。古き良き映画館テイストを残していると表現すれば印象も悪くはない。また、ホットコーヒー価格300円は渋谷近隣では最安値。
昨年5月のアップリンク渋谷に続き、年1館ペースで渋谷の街から映画館が減っていく。来年3月にはBunkamuraル・シネマも再開発の影響で一旦閉館を発表。ただし2023年初夏を目処に、なんとこの渋谷TOEI跡地に移転すると発表された。「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」としてオープンする予定とのこと。先月からYEBISU GARDEN CINEMA(恵比寿ガーデンシネマ)も営業再開しており明るい兆しも多少はある。果たして・・・
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<柄本佑監督『ippo』>
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