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2022年12月24日00:00

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明日の神話〜雷人

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自分の日記にこの絵が出てくるのは何回目だろう・・・と、思う程に身近な存在「明日の神話」:岡本敏子さんにして「岡本太郎の最大・最高傑作」と言わしめる本作は、修復された最終完成版が渋谷駅直結の商業施設マークシティ内に恒久展示されています。この写真は現存する3枚の下絵からの1枚。
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こちらが渋谷にある完成版「明日の神話」。自宅から徒歩5分かからない場所に2008年からの展示。当時の日記↓に率直な感想が書かれていて笑えます。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354403496&owner_id=4380531
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1968年にメキシコで描かれた ”原子爆弾が炸裂する瞬間に、その惨劇から立ち上がろうとする人間” を描いた本作は、殺伐とした恐怖と熱さを語る作風が、迫力とタブーと異端の世界を誇示。放射能という見えない恐怖を表現するためのキノコ雲や変異生物が印象的。下絵と完成版に殆ど違いがないのは、作品への明確な構想骨子が存在する証拠でしょう。この現物を10年以上ほぼ毎日観ることができている自分は幸運なのかも。
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「明日の神話」ドローイング(線画)=下絵の下絵:中心で燃える人物イメージや、斜めの線が多用される超横長キャンパス。各モチーフが交わる部分に唯一不明瞭さが見えるので、そこが3枚下絵が残っている由縁なのかもしれません。
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「雷人」:1995年絶筆の84歳。岡本太郎最後の作品は未完成説が有力です。「老いるとは、衰えることではない。 年とともにますますひらき、ひらききったところでドウと倒れるのが死なんだ。」 この境地を理解したくなる年齢になった自分を俯瞰するのは、先般亡くなった水木一郎さんの時にも思ったように、死が全ての生物において身近だということの実感から。この絵の特徴として目立つ黒く太い線が “書の執致を思わせる” という解説文を読んで、それでも尚この鮮やかしい色彩に感銘できる気持ちが大事だと感じます。生きている限り力強く満ち溢れることが「芸術は爆発だ!」の意味なのだと、今更ながら理解できた気がします。
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