2022年11月19日BS録画鑑賞
岡本喜八監督の遺作で真田広之主演の時代劇、良く出来ていて面白かったです。
物語は、助太刀屋を名乗るやくざ者、六助の助太刀という名の敵討ちを描く。
短い映画(88分)なので話運びが早くとても楽しめました。
主人公が母親の墓参りをする体で状況を説明、花が置いてあるのを訝し気に観る、村に入ると幼馴染と再会、敵討ちが行われることを説明、棺桶屋で仇(父親)に助太刀を申出るが断れる、父親(仇)死亡、棺桶に花があることで父親と察し敵討ち(助太刀)を決意、敵討ちをする、殺されそうになるも機転を利かせて逃げ切る、馬借として再出発する。
一番燃えたのは、無念の死を遂げた父の仇を討つため、(本人的には助太刀と主張)錆び付いた刀を父親が母親と自分のために購入した墓石で研ぐシーンです。
自分の気持ち(錆びた刀)を父親(墓石)と擦り合わせ一心になることを映画的に上手く表現していると感心しました。
ド派手なアクションや豪華キャストの超大作ではないので、地味ですが短い尺で物語をきっちりと描く監督の手腕が光る作品ですのでお勧めです。
ログインしてコメントを確認・投稿する