2022年8月10日劇場鑑賞
イナゴの話、前作から登場したクローン娘の扱い、敵のボスキャラのブレブレな感じ、大きくはこの3つの要素が呑み込めなかったです。
物語は、前作で地球中に広がった恐竜たちと人類の摩擦を描いた話ではなく、巨大なイナゴの謎に迫る話です。
本作最大の問題は、恐竜がすでに人類の目の前にいるため、「恐竜すごい」とか「恐竜怖い」という方向に話を向けることが難しかったということです。
そこで、イナゴという新たな脅威を発明し、イナゴの謎を追う形で物語を構成したみたいですが、、、それってジェラシックワールドの世界観壊していないかと感じました。
最後も感動気にイナゴを全滅させる方法見つけたと描かれていましたが、多分人類史上最悪の生物兵器が完成した瞬間だと考えます。
次に、クローン娘と保護者(主人公達)の葛藤、娘にとって自分の存在意義が分からないという話と、実の娘のように大切に思っているけど娘には分かってもらえない親の気持ちについて、この映画劇中では実の母親が生まれてくる娘に語りかける映像を見せるという反則技で対応、このままだと保護者から自立するのかなと思いきや仲直りして幸せに暮らしています的な話に落ち着くというどっちつかずなブレブレな扱いにガッカリでした。
敵のボスが、「恐竜を知ることは、人類を知ることだ。」みたいな意味の分からない危ない匂いしかしない胡散臭い人なのは良かったけど、最後の最後まで人類の未来は私の双肩にかかっているのだ的なことを言い続けていて、敵としてよく分からなかったです。
本当は、物語終盤に豹変して金儲けのために恐竜を利用したのさ、はっはっは!的なこと言ってくれるかなと思ったりしました。
その他黒人の新キャラが男女共に無制限な良いキャラ過ぎて逆に怖かったり、敵役の人々が雑に退場していったりと正直モブみたいな扱いで残念でした。
それと、ジェラシックパークオマージュが分かり難くて、「パークの電気柵の電圧をご存じですか?」とか、エリマキトカゲ恐竜の襟巻が開くとどうなるかとか、スプレー缶を持って逃げるとかマニア向けな話ばかりで初見では分からないのではないかと感じました。
ラストの恐竜と動物が一緒にいる画も何となく前作と似た感じな終わり方で一歩も前進したように見えないため、これで良いのか感が高まるだけでした。
観ても観なくても良い程度の出来ですが、本作の恐竜過去最大規模で種類も多く躍動しているため、その点のみ一見の価値ありだと考えます、お勧めです。
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