2021年5月4日劇場鑑賞
日雇い労働をしつつ、その時その時で関わる人と友達になったり別れたりしてその場限りの関係を築きつつ、定職や定住の機会をことごとく拒否する理解し難い話でした。
物語は、2008年リーマンショックの影響で無職になった主人公の姿を通して、「現代のノマド」の実像を描き出していく。
孤独とはちょっと違うけど、自尊心を満足させるために自ら孤独への道を爆走する主人公の姿に共感できる人いるのかなって思いました。
見せ方がドキュメンタリータッチなので、淡々と描かれており見せ場や盛り上がりも欠けるため、108分でも長いと感じました。
ラストにあるシェーン的な演出、かつての自分の家から出て旅立つという流れは好きですが、それも救いのない車中泊と季節労働の日々を示唆していてとてもビターな展開でした。
季節労働の中で、ビーツの収穫作業があるのですが、日本の農作業と違い馬鹿でかい機械で昼夜問わず収穫し、馬鹿でかいダンプカーで運ぶというザ・アメリカなすごい光景でした。
共感できるかどうかはともかく、ノマド的な人が多くいるという事実を知る意味でお勧めです。
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