2020年3月15日(ネット鑑賞)
結末を知らないで観た方が良い映画、結末の展開は本当に驚いたし物語序盤に彼女が語る内容とリンクしていて、とてもグッとくる良い流れだった。
それと、原題「ミス・スローン」に対して邦題「女神の見えざる手」は、この映画のイメージにぴったりで、前述した通り結末を観てからこの邦題の意味を考えるのも一興です。
物語は、超有能なロビニストによる銃規制法案可決に懸ける想い…ではなく、仕事に懸ける情熱を描く。
本当はこの手の映画は、結末から遡って語る方が解り易いのですが、体験として驚いて欲しいので、結論以外で見所を紹介します。
まず、何と言ってもジェシカ・チャステインの熱演、彼女一人でこの映画の全てを背負っている感じでした。
特に不眠症で向精神薬を常用し24時間働き、気晴らしに男を買うという、現代のキャリアウーマン像を体現したような感じで、すごく極端なイメージ先行なキャラだけど魅力的でカッコいいと素直に思いました。
その他、ゴキブリを手足のごとく操る外部協力者、議員の政治資金パーティーで銃規制に賛成させるための仕込み質問をする役者、銃乱射事件の被害者を前面に出したロビー活動、女性団体を取込み資金調達等、私の知る限り殺人とハニートラップ以外の手段は全て駆使して銃規制法案を可決するための活動をしていました。
どうしても言いたいので、クライマックス直前のネタバレをさせてください。
敵が仕掛けた主人公を糾弾する公聴会で、男娼が証言台に立ちあわや売春が暴露されるかと思いきや、「彼女とホテルで逢っていない。」と言い切る男娼のプロ意識の高さ、高潔さに感動しました。
ちなみに、この後本当の衝撃的な展開が待っています。
痛快です。
スカッと晴れた台風一過の晴天のような気分になれます、お勧めです。
ログインしてコメントを確認・投稿する