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2019年06月09日21:40

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週報(19/06/03〜) 文化庁メディア芸術祭2019

今週は休息週として休みを取ったので、先週分の話になります。
先週土曜日(6/1)に毎年恒例の文化庁メディア芸術祭に行ってきた。
今年の開催場所は乃木坂の新国立美術館を離れ、初のお台場開催となった。
メインは日本科学未来館で、サブ会場がフジテレビ湾岸スタジオとなる。
開催場所が分散されたことに伴い、普段の一体化した盛り上がりは全く感じられず、ただ展示物が置かれている状態となった点は残念だった。
 
大賞: Pulses/Grains/Phase/Moiré
今年度の文化庁メディア芸術祭2019において唯一の大がかりな展示設備を使用した作品であった。
YouTubeの動画では解りにくいのだが、「300台を越えるスピーカーとLEDライトを使用した、大規模なサウンドインスタレーション」という内容。
LED光の渦が絶え間なくリズムを伴って空間を覆う内容で、不思議な感覚であった。


アート: Lasermice
大賞となったPulses/Grains/Phase/Moiréに似通ったないようだが、こちらは自立型小型ロボット60台を使用した音とLED光(緑色)発行のリズムを楽しむ内容。
こちらの方が機械的な感じが強く、やたらと五月蝿い。
https://vimeo.com/291684251


 
エンターテインメント大賞: チコちゃんに叱られる!
等身大のチコちゃんがいるかと思っていたのだが、等身大パネルの展示のみと完全な肩透かし
その代わりに湾岸スタジオには、キョエちゃんが置かれていた。
 
アニメーション部門大賞: La Chute
ダンテ・アリギエーリの『神曲地獄篇』に着想を得た短編アニメーション。墨汁と水彩絵具による約3,500枚の絵をデジタル編集し、そこに弦楽奏の断片的な響きと電子音によるオリジナルの音楽が重ねられる。
前半は地上と天上界、後半は地獄界を描いている。
音楽は反復性があるリズムの繰り返し、アニメーションも反復性がある動きの繰り返しで、特にこれといった見どころもなく淡々と14分間進められていく作品。
飽きっぽい人には変化が感じられない単なる苦痛の作品でしかないのだが、じっと見入ってしまうと最初から最後まで動けなくなってしまう作品だった。


ゲーム: Pixel Ripped 1989
PS VRを使用して、VR画面内にてゲームボーイ?を使用したゲームで遊ぶ作品。
今月後半から日本ローカライズ版が配信される作品を体験版感覚で遊ぶことが出来た。
私が行った時は全く人気がなく、5分以上プレイすることが出来たのだが、VRを外した瞬間に行列が出来ていて驚いた。


 
エンターテインメント: 水曜日のカンパネラ「かぐや姫」
楽曲としては把握していたのだが、MVは初見。
MVがループして流されている場所の横に、コムアイが来ている衣装(上半身)のモックアップが置かれていた。



マンガ部門は今回はパッとしない感じがあった。
何故かBL作品が2つ受賞しているのが目立っていた。
一つは「百と卍」もう一つは「メタモルフォーゼの縁側」
「百と卍」は、江戸時代・後期にあった陰間を元にした話
「メタモルフォーゼの縁側」は、75歳の主人公が女子高生とBLを通して仲良くなる話
 
「百と卍」をBL作品と把握していなかったので、周囲に女性がいるにもかかわらず堂々と立ち読みしてしまった。
内容的にはBL作品といえるのは間違いないものの、時代考証がしっかりとした創作物とみなすこともできる、しっかりと造り込まれた作品だった。
その次に「メタモルフォーゼの縁側」を読んだので、BL作品を連続して読んでしまったのだが、
こちらは、BL作品のマンガ(実際の中身の内容は触れられない)を通じて世代を超えた交流するといった体の作品である。
 
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写真: Lasermice, Pixel Ripped 1989, キョエ
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