2019年5月14日(BS鑑賞)
テンポの良い映画で、怪事件→調査→ラドン出現→ラドン退治と流れるように状況が推移し82分で終えるというちょうど良い尺なのが好印象だった。
物語は、九州阿蘇山付近の炭鉱内で炭鉱夫の惨殺事件が発生、その原因調査をする過程で、ラドンが出現し福岡で大暴れ、最後は自衛隊がラドンを退治するという話です。
まず最初に本当に些末なことですが「メガヌロン」の件はどうなったのかということは言いたい。
しかし、炭鉱は阿蘇山の噴火で潰れただろうしメガヌロンも当然燃え尽きただろうと思わるので、問題ないのだと考えることにする。
この映画、1956年製作なのに地球温暖化のことを触れるシーンがあったのには驚いた。
そして、自衛隊の阿蘇山攻撃に際して、地域住民の避難について言及するシーンがあり、まだ怪獣が街を壊して盛り上がるだけの怪獣映画ではないことに対してとても感心しました。
この時代の(円谷)特撮というのは観ていて感動することが多いですが、本作の白眉の一つに阿蘇山大噴火シーンがあります。
流れる溶岩の中にラドンが落ちて死ぬシーンですが、この溶岩本物にしか見えなかったですが、それもそのはず溶かした鉄を流して撮影したとのことでした。
東宝怪獣の主力組であるゴジラ、モスラ、キングギドラに対して、若干地味ですが東宝三大怪獣の一翼を担うラドン初登場という記念碑的な意味でお勧めです。
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