2018年11月18日(ネット鑑賞)
3億円の行方がどうしても納得できなかった。
しかも、誘拐された(ことになった)娘の死体を始末するのに3億円+3千万円はお金掛けすぎだと思った。
それと、奥さんも義理の娘の死に対して感情が無いようだったため、それならお金渡して家から追い出した方が良かったのではないかと感じました。
物語は、エリート広告クリエイターの主人公が、仕事で屈辱を味わわされた広告主の娘が家出するのを偶然目撃、狂言誘拐により広告主をギャフンと言わせようと画策するという話です。
この映画の肝は、主人公の主観により物語が進む点にあります。
つまり、主人公の思い込みにより本当に起きた事実とは違う事態になっているという点がこの物語の肝になっています。
しかし、種を明かすとどうしても無理があり、結果的にどんどん感情移入できなくなっていくことになっていました。
2003年公開ということで、この映画六本木の森タワーが当時の成り上がりセレブを象徴する印象的な使われ方をしています。
実際、私のイメージするセレブも高層ビルのワンフロアで良い女と夜景を眺めて良い感じになるような思い込みがあります。
携帯電話を沢山使い警察を煙に巻く描写がありますが、2018年現在の常識で言うと番号が違っても基地局で発信場所を追えるため、あの使い方だとすぐ捕まるなと思ってしまうところが未来人目線で良かったです。
それと、インターネットも同様に足が付きやすいと現在の感覚では思うのですが、当時は匿名性が高いと思われていました。
※話がそれるけど、1999年に国家による盗聴の脅威を描いた「エネミーオブアメリカ」は本当にスゴイと思った。
東野圭吾原作のため、決してつまらなくはないです。
実際、広告主の方が一枚上手だったのかと思わせる中盤から終盤へのどんでん返し展開は驚きました。
しかし、義理の娘を愛している風な描写が無いため、厄介者が居なくなってラッキーみたいに見えたことが残念でした。
2000年代前半の携帯やインターネット描写はお勧めです。
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