2018年3月31日(BS鑑賞)
横溝正史の金田一耕介シリーズの映画化なので、基本面白さの担保はとってありますが、136分と長尺のため私の評価は低めでした。
物語は、兄妹と知らず愛し合った男女の復讐劇で、横溝作品らしい難解な人間関係を描かれています。
西田敏行の爽快な感じで事件を嗅ぎまわる探偵を描くという暴挙を上手くまとめたというのが率直な感想で、正直謎解きの面白さとかはほとんど感じられませんでした。
しかし、そのことは戦後間もない昭和20年代を舞台とした作品の時代背景、華族や財閥、妾とか召使がいる世界に生きていないため、どうしてもそういう設定で躓いてしまうというのが現状からすると仕方のないことと割り切るしかないと考えます。
この映画で一番グッとくるシーンは、全ての謎解きを終えたラストの金田一が船に乗って去るシーンで、余韻のあるとても良い終わり方でした。
この映画に関しては、謎解きを知ってから観るのがお勧めです。
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