2018年5月20日(ネット鑑賞)
率直に言うと、クライマックスの炎上する江戸城で行われる一連のアクション以外地味ですが、それがこの時代のオールスター超大作だと思っているため、素直に面白かったです。
物語は、天草の乱で死んだはずの天草四郎が魔界の力で蘇り、自分と同じく現世で無念の思いを抱いて死んでいった者たちを魔界衆に引き入れ、江戸幕府転覆を企むという奇抜な話です。
佳那晃子演じる細川ガラシャと沢田研二演じる天草四郎の美しさにやられた。
そして、若い日の真田広之の唇を奪った沢田研二にもっと驚いた。
千葉真一はイメージそのままの剣豪柳生十兵衛で、これもとても良かったです。
火と水を使った特撮はとても技術が要るため、CGで画を足せる90年代以降と違い、表現がとても難しいとされています。
※例えば、映画「タワーリング・インフェルノ」では全長30mのミニチュアセットを作った。
この映画は、江戸城のセットを本当に燃やしてその中で役者に演じさせるという、現代では信じられないような荒業により撮影されているため、画面の緊張感が半端なくてとても演技とは思えない素晴らしい出来です。
作り手の情熱と、役者の気迫が荒唐無稽な脚本と絶妙な化学変化を起こした結果、とんでもない熱量の作品になったという一時代の産物を観る意味でお勧めです。
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