mixiユーザー(id:4941862)

2018年05月07日22:45

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映画「レディ・プレイヤー・1」★

2018年5月3日(劇場鑑賞)

80年代ポップカルチャーの濃縮還元ジュースに、近未来ディストピア風味を付けた作品で、この映画のノリを最高と感じるかどうかで貴方の精神年齢が分かる大人の男の子のリトマス試験紙のような映画でした。

物語は、地球上の人口の大半が「オアシス」と呼ばれる仮想現実の世界に入り浸る近未来、オアシスの相続権(56兆円)を巡るゲームに主人公は挑む!

ガンダムとメカゴジラが登場すると聞けばホイホイと劇場まで足を運ぶ「バカ(30代男性)」に対して、この映画は「仮想現実も良いけど、現実世界はもっと良いよ。」というメッセージを、スピルバーグ監督が説教するという不快な作りになっています。

そもそも、スピルバーグ監督は仮想現実(映画)の創造主として現役最強の部類と言って過言ではない訳で、そんな人から現実世界の素晴らしさ(56兆円の資産価値のある会社の経営権&理想の彼女)を説かれても、全然説得力が無いです。

この映画におけるエピローグが最低で、現実世界の荒廃に対して、主人公は何も解決策を提示せず、56兆円を仲間5人で山分け、オアシスを週休2日制にするなど、自分の既得権益(オアシス)を守ることにのみ、権力を使っているように見えました。
つまり、主人公周り以外の現実世界が良くなっていないのも、この映画における不快さをより一層高める結果となっていると考えます。

もちろん、物語中盤のシャイニング謎解きの再現度の高さなどスピルバーグ監督の力量の凄さは重々承知していますが、本当にラストで興ざめした残念な作品でした。
しかしながら、様々なネタ(アニメ、映画、テレビ、ゲーム)の宝石箱であることは間違いないので、一見の価値はあります。


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