2018年2月4日(ネット鑑賞)
昔観た印象だと、大沢たかおが自己犠牲的な死を選択し、愛する者を守った。というイメージだけ覚えていて、実際にどういう物語だったか失念していた。
物語は、北アルプスの山中に落下した米軍のステルス爆撃機「ミッドナイト・イーグル」に搭載された特殊爆弾(核兵器)を巡る自衛隊と工作員の攻防を描いた作品です。
今観ると結構硬派な印象で、特に首相周りの描写を指導者としてきちんと描かれているところ、例えば、主人公が自己犠牲を申出るシーンでの首相の対応(子供に語りかけるところ)や、対策室の端でおにぎり食べるところ、屋上で休憩しているシーンなど、この人がずっとこの件で対応していると思わせるようなカットを挿入しているところに好感を覚えた。
それから、この映画の良いところは緊張感が続くように15分に一度程度しっかりアクションやクリフハンバー的な驚きを観客に提供する演出を怠っていないことです。
そして、愁嘆場は少なくしつつ観客に主人公達の心情を察しさせるような説明台詞を多くしているところなど、うまい演出だなと感心しました。
そのほか、エピローグの週刊誌の見出しをチラッと映すところや主人公の子供が(主人公の)写真に水をお供えするところなど、終わりの切れ味もさっぱりしていて良かったです。
最後に、これは小さくないガッカリポイントだけど一つどうしても気になったこと、主人公が紛争地で子供たちと満面の笑みで集合写真に写っているという写真が、大沢たかおだけどう見ても合成にしか見えないところは、改善して欲しかった。
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