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2017年07月23日09:03

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旅行記(465:山陰東部<5>-大山下山(1)-)

暴風の中、下山を開始した。
大山(弥山)と大山寺までの夏山登山コースは基本的には一本道であり、面白みが少ない。
そのために大回りしながら、ゆっくりと下ることにした。
 
まずは頂上から8合目までは、大回りとなるダイセンキャラボク群生地を回った。
こちらの登山道は木道の急坂となっており、あまりに急坂のため見た目は崖に突っ込んでいるような感覚に襲われる。
メインルートよりも西側に位置しているので、さらに西風の暴風が強くなり歩くのがきつくなった。
イチイの一種であるダイセンキャラボクは、ハイマツのように地面に這って伸びる木々のため、全く風除けにもならない。
 
ある程度下るとようやく風も落ち着いてきた。
所々にある窪地に吹き溜まりとなった雪が残っており、一部は雪が解けて池のようになっていた。
その途中に石室があった。
「大正9年、地元の人びとの奉仕によって夏山登山道が整備された翌年に避難用にと作られた」との事。
昔は桝水スキー場の方にも登山道があったらしい(現在ほぼ廃道)ので、この位置に作られたのだろう。
現在は入口から見るようにコンクリートが崩れているので、避難小屋以前に入るのが危険である。
 
また、この石室の両脇に小さな池が2つある。
上が地蔵ケ池、下は楚字ケ池と呼ばれ、古くから「弥山禅定」という大山寺独特の神事が行われた聖地との事。
それにしても、このダイセンキャラボク群生地は人がほとんど来ない。
下山路として回ってみるのには、良い場所だと思えた。
 
その後、8合目でメインルートに戻った。
登ってくる時とは異なり、気温も上がり雪がドロドロに溶けて歩き辛くなってきた。
雪がない木道部分はちょっとした小川状態で水が勢いよく流れている。
本当にロングスパッツを履いていてよかったと思えた瞬間だった。
6合目避難小屋脇の急坂な雪渓をようやく下り終えて、雪山が残る大山登山を終えた。
 
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旅行日:2017/04/30(Sun.)
写真: ダイセンキャラボク群生地(迂回路), 石室
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