mixiユーザー(id:4941862)

2017年01月05日22:08

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映画「マリーアントワネット」☆



歴史超大作や偉人伝記映画…ではないことは、ファーストショット(マリーアントワネットが寝そべって召使が靴を履かせている)ですぐ分かりました。
その後、ピンク色のポップな感じでタイトルからのOPで気分は急降下しました。
というのは、開始5分。

この映画の姿勢は、超金持ちの外国人の家(フランス王家)に政略結婚で嫁いだ(オーストリア)田舎育ちの女の子が、宮廷の慣習に馴染めずギャンブル、不倫、菓子、パーティなどに興じる様を描いています。
特に(キルスティン・ダンストが)不倫相手を誘うシーンは最高に興奮しました。

オーストリアからフランスに嫁ぐ流れは良く考えられていて、最初に(個人的にはこれでも大きいと思った)オーストリアの王宮から出発、延々森の中を馬車に揺られて旅するシーンを経て国境に到着、着ている服から愛犬から友達まで全部(オーストリアに)置いてフランス入り、お出迎えのフランス王家の人々の人物描写を入れて、超巨大なフランスヴェルサイユ宮殿がドーンと映されます。

オーストリアとフランスの王宮の対比は分かりやすいほど格差を感じます。
森の中を結構な尺で馬車旅行するのも、あの大都会フランスへの旅と考えると必要だと思いました。
そして、国境で身包み剥がされるシーンは、フランスの宮廷生活で体験する孤独を暗示していたと考える事もできます。
ルイ16世は、3人の兄弟がいてお兄ちゃんだけど自信なさげで弟に若干いじられながら励まされています。
妹はマリーアントワネットの事を内心蔑んでいて、王様(ルイ16世から見るとおじいちゃん)は「(孫の)嫁の胸はでかいのか。」と近臣に尋ねるほど女好きです。


フランスの宮廷生活描写は、当人達は真面目でしょうが現代人には不合理極まりない習慣が多くあり、笑えるシーンも多かったです。
貴族が王宮のどこにでも入れて、寝室で着替えるのを手伝うことを貴族の特権と考えていたり、ルイ16世とMアントワネットの朝食を見物するシーンが何度も描かれていたりと、時代考証が良いか悪いかはともかく面白かったです。


色々言いたいことはあるけど、「キルスティン・ダンスト」が可愛いので許す気持ちなれた良い映画でした。

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