mixiユーザー(id:4941862)

2016年09月21日21:57

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映画「華麗なるギャツビー」☆☆

空前の好景気に沸くNY郊外を舞台に、謎の隣人「ギャツビー」とかつての恋人デイジー、その旦那(トム)の色恋沙汰に主人公は巻き込まれる。

精神安定剤をウイスキーで流し込み、女と楽しむという古典的な乱交パーティシーンと、ギャツビーの屋敷で夜毎繰り広げられる狂乱のパーティシーンで、テンション揚がる以外はとても地味な映画でした。
そして、全編通じてブルーバックで撮ったのか、地に足の着いていないような現実的でない画作りは、この映画の何者でもない感じに合っているし、そんな映画の雰囲気に主人公の、あくまで観客としてギャツビー、デイジー、トムを観ているだけという、物語を引っ張る役でないところも地味な理由だと思いました。

そんな主人公が演出したディカプリオ&ディジーのお茶会シーンにおける主人公の空気感、ディカプリオの挙動不審な感じとか、5年間文無しだから(デイジーと)逢えないことから別れた時間を埋めるのに物語上の(貞操観)時代観に合った行動が良い脚本(演出)だと思いました。
今だったら、すぐブチューとかしてベットシーンになっていたと思いました。

エリザベス・デビッキは超綺麗で正直、ヒロインの女(デイジー)とどっちが良いかとか聞くのも野暮なくらい美しかった。
ただし、この場合ヒロインは良家の令嬢でうぶな感じの可愛い娘でないと困るので、そういう意味では、キャリー・マリガンのキャストは正解だと思った。

ダブル不倫しているトムが、自分の奥さん(デイジー)の不倫を第六感で感じた時に若干の後ろめたさも込みで(ギャツビーに)嫉妬するシーンは良かった。
時代は変わっても男女の仲というのは変らないものだと変な感心をしてしまった。

この映画観て、「恋に(やぶれ)死ぬ結末を見なくても、世界恐慌でこいつ(ギャツビー)は自殺することになる。」と思った自分は完全な負け組で、(ギャツビー、トム、デイジーを失い自暴自棄になった)物語冒頭の主人公と同じアル中で精神病院行きになったと思われる。
そして、映画の主人公に感情移入できる上手い脚本と思いつつ、自分の未熟さを「現実」と「映画」の両方で見せられた結果から深刻なダメージを受けることになった。


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