mixiユーザー(id:4941862)

2015年10月13日22:16

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映画「許されざる者」☆☆

クリントイーストウッドの傑作西部劇を日本でリメイクしたわーい(嬉しい顔)
って書くと、「どうせガッカリアプローチのちゃちい映画でしょ。」と誰しもが思ったと思いますが、実はハリウッド版より物語が腑に落ちやすい良い映画でした。

物語はハリウッド版とほとんど一緒ですが、日本風にした点が以下の通り。
1.クリントイーストウッドは、腕が錆びついているのを、銃で空き缶を撃って当たらないことで表現していたが、渡辺謙は刀を抜こうとして文字通り錆びていることで表現した。

2.町へ向かう旅の途中、アイヌ人を虐げる和人の描写を入れ、新政府軍側も完全な正義でないことを見せて、且つその間雨に打たれて体調不良になる伏線にも役立った。(ハリウッド版で一番訳分からない描写だった、酒場に行くと体調不良になっている場面の説明になったと思った。)

3.酒場でお酒勧められて「妻が見ている」って言うところ、あれは顔を傷付けられた女に迫られて「何で私を抱かないの?」って言われた時に傷があるからじゃないんだよって言う時の優しい一言だったのに、その場面ごっそり人情話に差し替えられていたのはガッカリした。

4.ラスト酒場に乗り込んで行く時、雪を降らせたのは雨よりイイ。これはカッコよかった。
あとその酒場の中で一杯呑んでる追跡者達、あれは「楽勝だぜ」って浮かれていたんだと理解できた。ハリウッド版ではそこがただ呑んでる風景にしか見えなかった。

5.斬りまくって全員殺したあと、ハリウッド版と違う結末に達するのだが、これは余計だったと思った。
正直、ここはクリントイーストウッドのスパッと切るあの感じを守って欲しかった。


渡辺謙の演技は圧巻、友人が拷問され殺されたと知らされた後、ずっと断っていた酒かっ喰らっうとことか、雪降る中酒場に独り乗り込むところの死神が来た感。
最高でしたうまい!

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