先週の話です。(ネタバレ要素を含むため、今週分に持ち越しています)
例年通り文化庁メディア芸術祭に出かけてきた。
本来ならば金曜日の仕事上がりに行こうと思っていたのだが、その日に限って珍しく夜遅くまで仕事をしていたので、結局は日曜日(2/8)に行く事になった。
入口に入った瞬間、巨大なスクリーンに線が映されていた。
音も一緒に流されているのだが単なるノイズにしか聞こえない。
説明を見てみると「スカイツリーから出されている電波(TV,Radio)に合わせて音と線を描ていている」との事。
坂本龍一が絡んでいなければ芸術要素はあるのだろうか…と考えてしまった。
<センシング・ストリームズ-不可視、不可聴- : 坂本龍一/真鍋大度>
その次にバタンバタンと大きな音を立てる大仕掛けな装置が、デモンストレーションされていた。
長さ6mの足が3本あり、その足がグネグネと動く。
その3本の足を束ねた胴体のような丸い物体が床に叩きつけられる音がすざまじく、バタンバタンと大音量で聞こえていた。
文字で表現するのは非常に困難なので動画を見てもらった方が解りやすい。とにかく不気味である。
<NyloÏd : Cod.Act>
この2つの展示は大仕掛けな物だったのだが、他のブースは普段の年よりも小さく、小ブースが羅列する感じになっていた。
特に去年はブースの仕切りがほとんどない感じだったので真逆の配置である。
また明らかに異様な盛り上がりを見せていたのがGoogle Ingressのブースであった。
Ingressの詳細については:
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ingress
このエリアに限っては美術館の展示ではなく、スマホアプリゲームの会場と化しおり、完全に客層が違いすぎた。
マンガ本コーナーには、ひっそりと3DSの妖怪ウォッチ2が置かれていた。
意外にも人気がなかったので、5分程ゲームをしていたのだがキー操作がいまいちわからず投げ出した。
鳥人間としての目線が楽しめる"3RD"という展示があった。
天井に取り付けられているカメラの映像を、鳥人間としての頭の中に取り付けられたスマートフォンの画像を見ながら動き回るというアトラクションである。
感覚的には実写による上から目線のRPGである。
スマートフォンに送られるまでに1秒ほどタイムラグがあるので、素早く動いてしまうとカメラからフレームアウトする危険性がある。
ショートムービーコーナーに行き、大賞となったThe Worldを見ていた。
ロシア製のショートアニメなのだが、言葉はわからずとも絵だけで判断可能なので十分楽しめた。
しかし内容は悲しい物語なので、見終わった後の爽快感は皆無である。
<The World : Anna BUDANOVA>
https://vimeo.com/63658207
今回の私の中での目玉は、シネマート六本木にて無料で上映される映画である。
この日はクレヨンしんちゃんとドラえもんの2点が公開される日だったのだが、ドラえもんの方は申し込みが遅かったために見られず、クレヨンしんちゃん「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」だけを見る事になった。
このような場でなければ自分一人で映画館に行くのは躊躇する作品ではある。
しかし、同じような人が多かったのか定員135人に対して、小学生以下の子供は数えるほどで見るのはほとんど大人というシュールな環境の中で見る事となった。
内容自体は"子供向きではないだろう"という中身のオンパレード。期待は裏切らなかった。
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写真: センシング・ストリームズ, 3RD, NyloÏd
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