時間がないと思い早足で島を一周したのだが、15時半には再び天売港へ戻って来てしまった。
まだ帰りのフェリーまでは2時間弱ある。
先程通り過ぎてしまった市街地にもう一度行ってみることにした。
島の地図では小中学校と高校があるのだが、小中学校は見かけたのに高校は見かけなかった。
探してみると木造の古めかしい校舎の高校だった。
それも校庭が見えずらい位置にあるため、周りの家々と同化してしまっていたので気付かなかったのだった。
またもう一つニシン番屋というのがイラスト地図には書かれており、「看板もある」と書かれていたのだが、両方とも見かけなかった。
それらしき建物がある場所にもう一度やって来たのだが、やはり看板はなかった。
建物は存在していたのだが、建物の周りは雑草が生い茂っており近づくのも容易ではない。
間違いないのは桃岩荘の建物よりもやや大きく、小平町にある観光用になってしまったニシン番屋よりかは小さい。
平野が少ない島の中では、かなり大きなサイズであることは間違いなかった。
なのに観光用途として全く生かしていないのは、羽幌町にある他の埋もれた産業施設と同様で、やるせない。
あと数年もしたら、朽ちて壊れてしまうかもしれない程に保存している形跡が見受けられなかった。
フェリーの出港時間は17時過ぎなのだが、レンタサイクル店は17時前に店仕舞いしてしまうため、自転車を返却しに行った。(そのため海の宇宙館のカフェで休む時間がなくなった)
余った時間は港の近くにある集落を見て回ったのだが、やはり活気は感じれなかった。
後で知ったのだが、焼尻島と天売島の人口自体はほぼ同じで300人程らしい。
焼尻島は港周辺と北側の港に密集しているのだが、天売島は港近辺と南東側約1kmに渡る周遊道路沿いに家々が並んでいる。
そのため同じ人数でも、見た目の範囲では密集していた焼尻島の方が活気があるように見えたのである。
時間をあまりにも持て余したのだが、する事もなくなったのでフェリーターミナル内でただ休んでいた。
さに運悪く再び雨が降り出してきてしまい、外に出る気すらなくなった。
17:25定刻から5分遅れて(朝の遅れから考えれば大分ダイヤが回復した)、天売島を出航した。
行きの時は外の景色を一切見なかったので、今回は外が見える座敷席で移動する事にした。
天売島から焼尻島までは外で島を眺めていようかと思っていたのだが、焼尻島へ向かうにつれ大粒の雨に変わってしまったため、残念ながら室内から眺めていた。
焼尻島に着いた時は、完全にスコールの後のような光景になっていた。
天売島の時よりも乗る人が倍くらい多い上に、やはり島の雰囲気は活気があるように見える。
焼尻島から羽幌港までは約1時間なのだが、明るい羽幌の街の灯りは見えており、直ぐにでも着きそうな感じすらあるが、簡単には着かなかった。
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旅行日:2014/08/13(Wed)
写真: 天売高校, 天売港(出港時), 焼尻港(着岸時)
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