10/13〜14日の1泊2日で、丹沢縦走を決行した。
元々はGW頃に一日で丹沢主脈縦走を計画していたのだが、体調と日程が噛み合わず気づけば秋になっていたものである。
その後、蛭ヶ岳での夜景が良いとの話を聞いたので、山荘一泊でのんびりとした登山に計画変更し決行することとした。
最後の最後までルート取りに迷ったのだが、帰りのバスの本数の事を考えて、西丹沢から入り大倉下山に決めた。
本来ならば土曜日出発で日曜下山が体的には一番よかったのだが、金曜日の仕事が忙しく準備が間に合わなかったことと、土曜日の夜の天気があまり良くなかったことから一日ずらして決行した。
寝坊状態で飛び起きて普段よりも2本早い電車に乗って新松田駅まで移動した。
新松田駅に着いてみると狭い駅前のバスターミナルはかなり混雑していた。(富士急ハイランドへ行く人の混雑)
西丹沢まで行く人で混雑しているかと思っていたのだが、意外にも人が少なく全員がバスに着席して行かれる事になった。
(おそらく始発のバスならば混んでいただろう)
玄倉で数人降りた以外には、ほぼ全員西丹沢の終点まで乗っていた。
西丹沢自然教室で登山届を提出した後に、登り始めた。(9:45)
バスに乗っていた人の話によれば、ほとんど檜洞丸までの登山のようで、私のように蛭ヶ岳まで縦走する人はいないようである。
檜洞丸から蛭ヶ岳はほぼ単独登山となりそうであり、夕暮れ前までに到達することは絶対条件となった。
☆西丹沢教室(9:45)-ゴーラ沢出合(10:20-10:35)-展望園地(11:25)-檜洞丸(12:30)
檜洞丸への到着は12:30となった。
登山地図に書かれている時間から見れば早着なものの、ヤマレコレポートに書かれていた他の人の時刻から見ればやや遅めである。
ヤマレコレポートに書いているような人は、私のように水を歩荷していないだろうともっと軽装なのだろう。
それよりもトレランスタイルで走っているのかもしれない。
そう考えると、日没一時間前である16:30に到着するためには、意外と時間が残っていないことに気が付いた。
蛭ヶ岳に至る最後の斜面は西日が当たるエリアなので、まず問題ないとは思うが…。
檜洞丸を13:00に出発し、蛭ヶ岳へ向かって歩き出した。
目の前に蛭ヶ岳の山体が見えた瞬間「遠すぎる」、かなり気力が落ちかけたが、ここまで行かないと山中遭難状態となってしまうので、嫌でも行かないといけない。
この先、蛭ヶ岳までの間ですれ違った人は片手で足りたほどだった。
それよりもすれ違った人たちは、間違いなく下山口では陽が落ちているような時刻だったので仕方ない。
臼ヶ岳から蛭ヶ岳の最後の急斜面はかなりきつかった。
鎖やロープがあるきつさではなく、アザミやトゲ植物がまわりに纏わりつくような環境がキツイのであり、とにかく痛い。
ようやく登り終えた時には、安堵感が大きかった。
結局は登山地図の時刻通りの3時間で到着した。
☆檜洞丸(13:00)-神ノ川乗越(14:00)-臼ヶ岳(14:25-14:40)-蛭ヶ岳(16:00)
蛭ヶ岳頂上で休むよりも、まずは荷物を何とかしたい方が先だったため、早々とチェックインを済ませた。
今日泊まる人は30人程度らしく、山小屋はスカスカではなく混み込みでもない丁度良い感じである。
寝室の二階エリアは使わずに、一階の広間に雑魚寝となった。
YHに泊まるのと同じく早々とベッドメーキングを済ませた。
その後、外に出て大展望を眺めていた。
背後には大きく見える富士山(ただし最初は雲に隠れていた)と、少し見える山中湖。
目の前には関東平野が一望でき、さらに房総半島の形がわかる程の陸地があり、その先に太平洋も見えていた。
日没に近づくにつれて、富士山にかかっていた雲が取れて、気持ちの良い日没光景を見る事が出来た。
そのうち関東平野からは街の明かりが徐々に付き始め、函館の夜景など足下にも及ばない程の10億ドルの夜景と呼んでも良いくらいのスケールの大きな夜景が見え始めてきた。
この夜景を見るために登ってきたのだが、予想をはるかに超えた夜景に感動した。
山小屋の人によると秋にこれほどの夜景が見られることは、かなり珍しいとの事。
さらに冬場はこれ以上の光景が見られるらしい。
夕食は17:30からとなった。
カレーとおでんのどちらかが出されるらしいのだが、今日はおでんの日だった。
体が水分を欲していたので、丁度良かった。
ちなみにご飯はお代わりし放題であるが、お米だけでそれほど食べられるものではない。
(漬物、豆などはあるのだが、ふりかけを持っていた方がよいと思う)
この山荘に決めた理由は、夜景が良い事が第一だったのだが、トイレも綺麗だというも理由だった。
もちろん水洗トイレではないものの、山小屋特有の汚いトイレではないのは明らかだった。
この場所ならば、登山を始めたばかりの山小屋デビューの女性にも安心して勧められる場所だと思う。
夕食の後は、完全に真っ暗となった外に出て、再び関東平野の大夜景を眺めていた。
(関東平野だけではなく、小田原エリア、御殿場エリア、中央道沿線もかなり明るく見える)
たまたまこの日は半月だったこともあり、ヘッドライトを付けなくても十分に外を歩き回れるほど明るかった。
蛭ヶ岳頂上にあるテーブルに寝そべって、天に広がる星も眺めていた。
まだ18時過ぎの時間ではあるが、既に天の川ははっきりと見えていた。
この山小屋には大型液晶テレビが用意してあり、19時前の天気予報が流されていた。
その天気予報によると明日の天気はほぼ快晴とのことだった。
しかし台風が予想よりもやってくる日が早まったようで火曜日からは天気が崩れるらしい。
山の上にいることもあり、天気の崩れが早まるのはかなり問題である。
明日は、最速で下山できる大倉へと下山することに決めた。
ちなみに就寝20時となり、早々とライトが消されてしまった。
普段ならば、まだ仕事をしている時間である。
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写真:蛭ヶ岳頂上(蛭ヶ岳山荘), 日没(富士山方面), 夜景(関東平野)
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