(四日目)
これ以降時刻表示は桃岩時間(※1)となります。
4:30起床、当然だが周りはまだ起きていないので、出発準備を音をたてないように進めた。
朝食時間は5:20なのだが、当然時間があまりまくってしまったので寒いながらも海をみてぼーっと過ごす。
朝食を食べていざ出発となったのだが、今日の8時間コースの参加人数が3チームと異様に多いために全員集合とならない。
そのうちに5:50起床の音楽「石狩挽歌」が流れてしまっていた。
フェリーターミナルから出るバスに間に合うのか微妙な時間になってしまっていた。
運が良いのか悪いのか、幌付きブルーサンダー号にて移動することとなった。(※2)
フェリーターミナルに着いたのだが、私がトイレに立ち寄ったためさらに宗谷バスの出発遅れてしまった。
この時点でバスは既に混んでいて座れず、立って移動となった。
移動中のバスの車内では桃岩荘宿泊者で占めていることもあり、周りの人と普通に話していた。
たまたま私が話していた人は、桃岩荘に泊まっている人ではなく、礼文島内に実家がある人だった。
話を聞いてみると、
「帰省で帰ってきたのだが、家業の昆布干しを手伝いたくないから、8時間コースを歩くことを理由にして逃げてきた」らしい。
昆布干しは重労働なので解らないわけではないのだが、そこまでして手伝いたくないというのも相当なものである。
また8時間コースは一度も歩いたことがないらしいので、最悪でも桃岩荘の人たちよりも前を歩けば遭難することはないとアドバイスをしておいた。(※3)
終点のスコトン岬には大混雑状態で到着した。
岬の突端で写真を撮った後で、早々と出発した。
今回は4時間コースで歩くこともあり、時間制限は帰りのバスに間に合えばよいだけなので、のんびりと写真を撮りながら歩くこととした。
私は4時間コースなので時間はあまりに気にしないでも良かったのだが、他の8時間コースの人たちのペースがあまりにも遅くないかというくらいだった。西上泊到着時点で11:00をオーバーしていた。
5年ぶりにこの区間を歩いたのだが、年々寂れ方が激しくなってきたのを感じた。
昔は人が住んでいた家も空き家となって長いらしく、かなり荒れ方が激しくなった。
お盆のピーク時とは言いながらも、澄海岬での観光客も少し減った感じも受けた。
西上泊からは8時間コースの西海岸コースとは外れ、船泊方面に向かって歩き始めた。
2001年以来11年ぶりにこのコースを歩くこととなったのだが、以前は車道の右手には牧場があり牛が放牧されていた。
しかし私が歩いた翌年に牧場は廃業してしまった。
牧場の痕跡は一切感じない、単なる藪が生い茂る荒れ地となってしまっていた。
そのため西上泊の集落から先は、一軒の住宅すらない単なる荒れ地の風景をひたすら歩き、バス停の目の前にある神崎小学校に40分後に到着した。(レブンウスユキ草群生地の観光地はあるがシーズンはずれ)
この小学校の校舎の陰で昼食を食べたのちに、バスに乗ってフェリーターミナルへ戻った。
-----
旅行日:2012/08/14(Tue)
写真: ゴロタ岬直前からスコトン岬方面, 鉄府浜, 澄海岬(湾内)
※1
日本標準時刻より30分早い(GMT:+8.5)
※2
今回の旅行で唯一の乗車となったのだが、ヘルパーさんは荷台にいなかったので恒例のやりとりは行われなかった。
※3
順コースを歩く場合は、西上泊から先は桃岩荘のチームよりも後ろを歩く人はまずいない。
逆コースを歩いて来る人は自転車乗り等の変わったパターンの猛者が多いため、出会う事は稀である。
ログインしてコメントを確認・投稿する