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2011年12月10日16:49

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旅行記(141:道南旅行記<10>-森-)

特急で次の停車駅である森で下車した。
森と言えば「いかめし」。 
スーパー・デパートの催事でよく販売されているが、実際に駅で出来立ての新鮮な「いかめし」を買って食べるために、わざわざ降りることにした。
今まで駅のホームで売っているのを何度も見かけていたが、今回は朝早すぎて乗ってきた特急列車の時にはホームでは販売していなかった。
おそらく次の鈍行の時に販売するのだろう。
そのため改札外のキオスクで買って食べることになった。
 
「いかめし」を食べ終えると特に何もすることがない。
次の鈍行の発車時刻まで1時間程あり、かなり暇である。
この小一時間の暇つぶしのため、駅の周りを散策することにした。
しかし、大沼公園で降り始めていた雨がいつ降ってきてもおかしくない程、雲行きが怪しい。
 
駅南側の少し寂れた感じのある歓楽街の方へ歩いていく事にした。
(本当は道の駅に行きたかったのだが、荷物を持ったまま坂道を登り続けるのはかなり辛いので止めた)
歓楽街に朝来ても全く人の気配を感じない。その上、遂に雨が降り始めてしまった。
シャッターが閉まっているスナックの入口の軒下で5分程雨宿りをした。
あたりを見渡すと、昔は踏切があったような感じでの空き地を見つけた。
そこには何気なく観光案内としての碑が置かれていた。
 
小雨になり、その碑に近づいてみた。
意外にも日本の考古学として有名な、『イザベラ・バード「日本奥地紀行」』の一節が書かれていた。
この森の地にあった桟橋から、噴火湾を横切っていく室蘭行きの船に乗っていったらしい。
またこのエリアには宿が立ち並んでいて、とても栄えていたらしい。
線路の向こうにある海を見てみると、桟橋跡と灯台が見えていた。
素晴らしい観光地にも関わらず、立入禁止状態で柵越しにしか見られない場所というのはかなり悲しすぎる。
さらに、駅では全くこの場所に関して触れていなかったのも不思議すぎる。
 
駅に戻ると、鈍行列車が到着していた。しかし、まだ出発まで時間があるらしい。
予想通りにホームでは「いかめし」販売を始めていた。
青春18きっぷ利用客が我先にいかめしを買っていた。
 
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旅行記: 2011/08/17(Wed)
写真: いかめし, 森駅, 森桟橋跡
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