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No MD(ミサイル防衛研究会)コミュの米国による東欧へのミサイル防衛計画

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杉原です。暑い日々が続きますね。ものすごーく久しぶりにト
ピックを立てて書き込みます。「フィクサー」秋山直紀の逮捕
を記念して、というわけではありませんが、よろしければご一
読ください。オンライン署名はぜひ広めていただけるとうれし
いです。

…………………………………………………………………………

チェコにおける「ミサイル防衛」レーダー基地建設反対運動が
大きな山場を迎えています。チェコ政府は、当初予定の5月か
ら大きくずれ込む形で、7月8日に米国とレーダー施設建設協定
を結びました。しかし、協定は議会の批准なしには発効しませ
ん。反対の野党が半数を占めているため、批准のメドは依然た
っていないようです。

改めて、「ノンバイオレンス・チェコ」が呼びかけている基地
建設反対の国際オンライン署名への協力を訴えます。日本から
の署名は7月27日現在、まだ220ほどと決して多くはありません。
まだされていない方はぜひ、既に署名された方はお知り合いに
も広めてください。国境を越えた市民の力で米国の横暴をはね
返す大きなチャンスでもあります。「ミサイル防衛」先進国と
なってしまっている日本から反対の声を届けることにも意味が
あります。また、署名者の居住地も表示されますので、ヒロシ
マ、ナガサキ、沖縄などからの署名がインパクトを持つ面もあ
ると思います。よろしくお願いします。
[転送・転載歓迎]

  ★オンライン署名 → http://www.nonviolence.cz/

※ページの冒頭が署名欄になっています。右側にある署名者数
 の欄をクリックすると署名キャンペーン(秋葉広島市長やチ
 ョムスキーらのインタビューも掲載)のサイトが開きます。

以下は関連するサイトと記事の紹介です。こちらもぜひご覧く
ださい。

 ・………・………・………・………・………・………・

【紹介】『デモクラシー・ナウ・ジャパン』サイトから
    (一部転載)

チェコの米軍「ミサイル防衛」レーダー基地建設とディエゴ・
ガルシア米軍基地に反対するリーダーへのインタビュー(動画)

●「帝国の基地は要らない」米軍の海外基地に反対する国境を
  越えた運動(2008.04.18)

こちら → http://democracynow.jp/submov/20080418-3

世界中で700以上あるという米軍基地。1980年代末に共産党独
裁体制が瓦解しNATO体制に入ったチェコでは今、「ノンバ
イオレンス・チェコ」という名の非暴力直接行動主義の運動が、
アメリカが世界各地で構築を推進するミサイル防衛システムの
レーダー基地を、国内に建設することに反対するオンライン署
名を、世界に向け募っています。ミサイル防衛は軍拡スパイラ
ルと冷戦の再来を招き、軍需産業に巨利を与えるだけであると
話すリーダーのヤン・タマスは、チェコの基地化を阻むためア
メリカ各地を回り、グローバルな軍需産業に対抗する、グロー
バルな平和運動を訴えます。(広島秋葉市長の運動へのメッセ
ージ動画、チョムスキーやゴルバチョフ等の賛同メッセージが
あるウェブサイトにて、オンライン署名続行中)

   → http://www.nonviolence.cz/

一方イギリスが米国に貸与し米軍基地が建設されたインド洋の
ある島をめぐっても、米軍基地がその地の人々の生活をいかに
破壊したかが法廷で問われています。1965年に宗主国イギリス
がディエゴ・ガルシア島を島民に無断で米軍基地に貸与し、住
民を追放しました。この処分の不当を訴え、チャゴス難民組織
(The Chagos Refugee Group)が1997年にイギリス政府を相手
取りイギリスの裁判所に提訴した裁判は、原告側の主張が勝利
を収め、島民の帰還権が認められました。しかし政府は帰還を
禁じる勅令を発し、裁判所の判決に対抗しました。これにより
問題の解決は今、貴族院での審議に進んでいます。幼いころに
島を追われたままのオリビエ・バンコートは、ゾウガメに対す
るほどにも島民の生活と幸福を顧慮しなかったイギリス政府の、
非合法で非人道的行為を非難します。

アメリカの軍事覇権主義が米軍基地という形で世界各地の市民
の平和な生活を脅かす現状をヤン・タマスとオリビエ・バンコ
ートに聞いてみました。(佐藤真喜子)

ゲスト:
* ヤン・タマス(Jan Tamas)チェコ共和国の活動家。
 東ヨーロッパに配備される予定の米ミサイルシステムに反対
 する連合体「ノー・ベイシス・イニシアティブ」の創始者。
* オリビエ・バンコート(Olivier Bancoult)米軍基地の島デ
 ィエゴ・ガルシアの出身。4歳のとき故郷を追われ、現在は
 チャゴス難民グループに所属。

 字幕翻訳:佐藤真喜子 /校正:永井愛弓
 全体監修:中野真紀子

…………………………………………………………………………

米MD反対 チェコ揺れる [2008年7月10日「しんぶん赤旗」]
協定調印も批准めど立たず

 チェコの首都プラハで八日、米国の欧州ミサイル防衛(MD)
基地計画は「新たな軍拡競争を起こすものだ」と反対を訴える
デモが行われ、数千人の市民がつめかけました。(片岡正明)

 これは同日、欧州訪問中のライス米国務長官とチェコのシュ
バルツェンベルグ外相が同計画のうち、プラハ郊外に建設する
レーダー基地に関する協定に調印したことを受けたもの。同計
画にはチェコ国内の世論も七割が反対。議会内でも反対の野党
が半数を占めており、批准の目途はたっていません。
    
          (中略)

 チェコの国民は一貫して七割近くがレーダー基地建設に反対
です。野党が主張するレーダー基地建設の是非を国民投票にか
けるという提案には最新の世論調査で73%が支持を表明。六
月には十万人が署名した請願書が提出されましたが、政府は実
施を拒否しています。

 批准投票が行われるチェコ議会内では、賛成の与党と反対の
野党はほぼ同数。与党の一角の緑の党は賛成派と反対派に分裂
しています。ソボツカ上院議長は「批准投票は年内には行われ
ないだろう」と述べ、十一月に決まる次期米大統領のMD政策
を見てから投票が行われるとの見通しを示しました。

コメント(1)

■ライス国務長官のプラハ訪問に際する米国知識人による公開意見書
(チョムスキー、ハワード・ジン、ブルース・ギャグノンら86人が署名)
 来る7月8日に、あなたはチェコ共和国において米軍レーダー基地を建設
する条約締結のため、プラハを訪問します。我々はあなたと、チェコ国民、
世界の人々に、この条約は国際緊張を高め核兵器が使用される危険性を増
大させる、世界平和への重大な脅威であるとして我々が非難していること
を知ってほしいと望みます。建設予定の当レーダー基地は、ますます攻撃
的になりつつある、米国の対ロシア政策の一部です。それ故我々はこの新
たな冷戦に強く反対します。さらに当レーダー基地はチェコ国民の大半か
ら一貫して拒否されてきました。我々はチェコ政府が国民の意思を尊重し、
条約への支持を撤回することを求めます。
 あなたが国務長官を務める現政権の主張によれば、チェコのレーダー基
地は、ポーランドに建設予定である関連基地から発射される迎撃ミサイル
と共に稼働して、イランを筆頭とする「ならず者国家」から発射されるミ
サイルを撃墜するためのものとされています。しかしながら、このミサイ
ル防衛システムはテヘランによりはむしろ、モスクワに対して募らせてい
る、ワシントン政府の対抗心に関わるものです。実際このシステムは、ロ
シアの核兵器力を鈍らせ、合衆国がロシアや他の国々からの報復を恐れる
ことなく、それらの国を攻撃できるようにすることを狙った、より進化し
た「スター・ウォーズ」ミサイル防衛の、手始めとなる部分なのです。
 チェコに配備予定のレーダーが果たす役割は、他の米国の軍事衛星基地
に組み込まれ、それによりヨーロッパ全体に隈なく、米国の軍事力を及ぼ
せるようにすることです。防衛迎撃ミサイルと他の同様な技術を各国に配
備し終われば、その後米国はロシアに対する先制攻撃を、すべて宇宙から
調整して行い得る技術を開発します。この先制攻撃の力は、チェコのレー
ダー基地とポーランドの迎撃システムの働きで、ロシアによるどんな報復
攻撃ももらさず対応する能力により増大されます。認めたくはないことで
すが冷戦状態の進展に伴う対応として、予想通りロシアは、米国がこのミ
サイル防衛システムを進めるならば、自国のミサイルをヨーロッパに向け
ると威嚇しました。そうなれば、ポーランド、チェコ共和国、その他の諸
国の何百万もの人々が、米ソの今後の衝突の前線に置かれることになりま
す。ロシアはまた、ヨーロッパにおける在来戦力の配備を制限する別条約
への参加を見送るとも言っています。
 イランについては、現在イランに核兵器が存在するという確証は何もあ
りません。それなのにワシントン政府のイランに対する好戦的態度は、そ
のような脅威が今後起こるのを防ごうとするどころか、テヘランが核兵器
を持とうとするに至る可能性をただ高めるに過ぎません。
 我々は、米国が「スター・ウォーズ」やその他の攻撃的な計画により核
の脅威を拡大するのではなく、自らの核兵器や在来戦力を大幅に削減し、
帝国主義的介入を放棄することが、イランや他の諸国への核拡散を防止し
得る最善の方法であると信じます。そうすることで、核兵器をまだ持たな
い諸国が自国で核兵器を開発するのを効果的に思いとどまらせる、政治的
空気が生まれるでしょう。また米国はイラクから今撤退することで、世界
平和に重要な貢献を即座に行うこともできるのです。
 我々はチェコ国民の70%がレーダー基地建設に反対であるという世論調
査に励まされ、また活発な反対運動の出現に刺激を受けています。二人の
チェコの平和活動家、ヤン・タマスとヤン・ベドナーは最近3週間にわた
りハンストを行い、それらの反対運動に力を与えました。タマスとベドナ
ーがハンストを終えた後、チェコ共和国と他の多くの国で、ハンストの輪
が広がりました。6月22日に世界中で、何千もの人々が一日食事を絶った
のです。さらにヨーロッパ議会の中でも、米国とチェコ共和国の2国によ
り始められたこのミサイル防衛の条約が、実際にはヨーロッパ全体に影響
を及ぼすとの認識が広まりつつあります。
 チェコ国民には超大国支配に対する、長く果敢な抵抗の歴史があります。
それは、プラハの春、チャーター77、ビロード革命です。今繰り広げられ
ているチェコでの新しい平和運動は、そのような歴史的抵抗の伝統の再来
です。我々は今立ち上がり、チェコの兄弟・姉妹たちと連帯しています。
彼ら同様に、我々は命を選びます。国境を越えて彼らと腕をつなぎ、我々
はこのレーダー基地条約を打破するため、できる限りのすべてを行います。
なぜならこの条約は危険と死しか人々にもたらしそうにないからです。

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