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No MD(ミサイル防衛研究会)コミュのミサイル防衛の配備状況と計画

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遅ればせながら、ミサイル防衛システムの配備状況についてまとめましたのでトピックを立てます。新しい情報などありましたら、補足・追加していってもらえるとありがたいです。年末年始にかけてGSOMIA(軍事秘密一般保全協定)締結方針の決定、米国以外との兵器共同開発の検討、空中配備レーザー(ABL)開発への対米協力検討、宇宙基本法の通常国会提出などビッグニュース(想定内ではありますが)が相次いで新聞報道されています。3月には入間への自衛隊PAC3の初配備も迫っており、07年は厳しい年になりそうです。今年もどうぞよろしく。

コメント(5)

【ミサイル防衛システム配備の現状と計画】<07年1月1日現在> 
 
 報道などで判明している日本列島へのミサイル防衛(MD)配備状況と計画をまとめました。前倒しが図られるため、計画は予定が早まる可能性があります。

●自衛隊パトリオットPAC3[航空自衛隊に配備]
 
※初期は米ロッキード・マーチンより購入(代理店は伊藤忠商事)、08年度分より三菱重工がライセンス生産したものを配備予定。

06年度末(07年3月)までに 入間(埼玉県)
    →06年度補正予算に経費76億円を計上
     (07年2月初旬に予算委で審議)。

07年内に 霞ヶ浦(茨城県)、習志野(千葉県)、
     武山(横須賀市・神奈川県)
     <第一高射群=本部:入間>

08年度に 浜松(高射教導隊・第二術科学校)

09年度に 岐阜[各務原](岐阜県)、白山(三重県)、
     饗庭野(滋賀県)
     <第四高射群=本部:岐阜>

10年度に 春日(福岡県)、芦屋(福岡県)、築城(福岡県)、
     高良台(福岡県)
     <第二高射群=本部:春日>

※08年度から10年度までの配備予定については、今後いくらか前倒しされる可能性があるようです。
 
11年度(予定)以降に 千歳基地の第三高射群、三沢基地の第六高射群、那覇基地の第五高射群 への追加配備を検討中。

●自衛隊スタンダードミサイルSM3[海自イージス艦に配備]

07年内に  こんごう(佐世保)

08年度に  ちょうかい(佐世保)

09年度に  みょうこう(舞鶴)

10年度に  きりしま(横須賀)

※08年に「こんごう」がハワイ沖で派米演習を行い、SM3ミサイルの発射実験を予定しているとの一部報道があります。また、イージス艦への追加配備の可能性もあると思われます。

●自衛隊FPS−XXレーダー[通称:ガメラレーダー]

千葉県旭市の試験機を暫定(実戦)運用
      [06年7月の北朝鮮ミサイル実験時]

下甑島(鹿児島県)、大湊(青森県)、佐渡(新潟県)、与座岳(沖縄県)に08年度から11年度にかけて配備予定。

※主契約企業は三菱電機。

●米軍パトリオットPAC3

沖縄県嘉手納基地・嘉手納弾薬庫に 06年10月搬入開始。
 
※06年11月30日に新部隊発足、06年内に一部運用開始。07年3月までに定員600人(米本国からの移駐規模は兵員家族も含め約1500人)で全面運用を予定。公道を使用した基地間の移動訓練なども予定。
 
首都圏の米軍基地(候補地:横田、横須賀、座間など)への配備を日本政府が米国政府に要請中。

●米軍Xバンドレーダー
  [FBX-Tレーダー:移動式早期警戒レーダー]

06年6月 車力(青森県つがる市・空自分屯基地)に搬入、暫定運用     開始。

※米国防総省は06年8月、2基目の西太平洋地域への追加配備検討を開始。06年11月中旬には日本への追加配備を防衛庁に打診。「九州か中国地方の日本海(東海)側の自衛隊基地への配備が有力視」と報道。

●米軍スタンダードミサイルSM3

06年8月 SM3搭載イージス巡洋艦「シャイロー」が横須賀配備。

06年12月 横須賀配備のイージス駆逐艦「ステザム」と
     「カーティス・ウィルバー」のSM3搭載改修が完了。

●米軍衛星情報解析施設(JTAGS or M3P?)

米軍が07年夏以降、三沢基地(青森県三沢市)に早期警戒衛星DSPなどがキャッチした信号を受信し、弾道ミサイル発射情報に解析する装置である移動式の地上受信施設[統合戦術地上ステーション(JTAGS)または後継型のM3Pか]を設置するとの報道あり。施設配置に伴い米陸軍の隊員数十人が常駐する計画とも。また、一部報道は既に06年6月に三沢基地への配備が始まり、07年にも運用可能となると伝えている。

※JTAGSは既に在韓米軍に配備されている。

●新SM3ミサイルの日米共同整備施設

長崎県佐世保湾の「牛の浦」と呼ばれる入り江(米海軍針尾島弾薬集積所周辺の海上)を埋め立て、日米で共同開発中の次世代型新SM3ミサイルの点検整備を行う日米共同施設を建設する案が浮上。

●米軍空中発射レーザー(ABL)兵器

米ミサイル防衛局は06年10月、上昇(ブースト)段階にある弾道ミサイルを航空機からレーザー光線で迎撃する空中発射レーザー(ABL)発射機の完成を発表、公開。08年後半にミサイルを標的とした実戦テストを予定、10年頃の配備を目指す。
※オベリング局長は06年9月、「軽量化」技術における日本の協力に期待を表明。水面下で米国から日本に共同開発が打診されていると思われる。
●自衛隊初のPAC3ミサイル、3月29日、入間基地搬入へ
 
  〜入間市長・狭山市長は配備反対の表明を!〜  
 
 3月23日午前、ミサイル防衛(MD)用の地上配備型迎撃ミサイルPAC3の「緊急対処要領」が閣議決定されました。「緊急時」を名目として部隊指揮官に迎撃=武力行使権限を丸投げするものであり、建前としてきた「文民統制」を事実上投げ捨てるものです。
[http://www.geocities.jp/nomd_campaign/sensei-sien.htmlを参照 ]
 
 航空自衛隊第一高射群の本部である入間基地(埼玉県)に初配備されるPAC3は、他国にミサイル発射の「兆候」が見られた場合、発射機やレーダー装置などの装備を都心に移動させることが想定されています。展開場所として防衛省のある市ヶ谷駐屯地や練馬駐屯地が最有力とされ、皇居前広場や日比谷公園なども候補地として検討されています(3月22日、産経)。首相官邸や国会、中央省庁や皇居など国家中枢を最優先に防衛するというMDの本質を露骨に示すものです。
 
 第一高射群の山内賢二司令によれば、テキサス州の米陸軍基地でPAC3の運用を学んだ自衛隊員約20人がミサイル運用の中核を担い、現在、基地の出発準備訓練と展開場所に到着後の迎撃準備訓練を重点的に行っているようです(2月28日、読売)。発射機5台を含む装備全てを積んだ移動車両は約30台になるとのこと。軍事的パフォーマンスそのものであるPAC3部隊の移動展開は、「反撃されても大丈夫」と人心を操作することで、米軍による「やむを得ない」先制攻撃を認知させていく危険な仕掛けとなるものです。
 PAC3配備はまた、軍需産業が利益をむさぼるプロセスの出発点でもあります。07年度配備分までは米ロッキード・マーチン製ミサイルが、08年度分からは三菱重工がライセンス生産したものが配備されます。
 報道によれば、入間基地への搬入日は、3月29日。06年10月、米軍PAC3の嘉手納基地搬入のための陸揚げに座り込みで抵抗した沖縄の人々の闘いに続いて、地元入間の人たちによる搬入抗議行動が予定されています。

 現在、ブッシュ政権の進めるMD網構築への反発が東欧を中心に広がっています。3月17日にはチェコ西部の米MDレーダー施設設置予定地近くのトロカベツ村で住民投票が行われ、設置反対が圧倒的多数を占めました。また、ロシアは東欧のMD基地を攻撃対象にすると明言し、対抗軍拡を推進しつつあります。MDがグローバルな軍拡競争を誘発していることは明白です。
 入間などPAC3配備地は、迎撃作戦の出撃拠点となることで、相手国からの攻撃対象となるリスクを一方的に押しつけられるのです。それは、練馬駐屯地の陸自第一師団が入間基地のPAC3の警備訓練を既に行っていることにも明らかです。住民の安全に責任を負うべき自治体首長はMDの危険性を見抜き、配備拒否の声を挙げるべきです。
 MD配備の最先進地である日本の市民の奮起が求められています。私たちは、入間基地へのPAC3搬入の中止を要求します。そして、既成事実化に屈することなく、MD導入への異議申し立てを継続します。

◇入間基地の地元自治体である入間市長、狭山市長に対し、配備容認の姿勢を転換し入間基地への配備に反対を表明するよう求めています。

 ※とりわけ、PAC3で「守られる」対象となる東京23区居住者は明らかな“当事者”ということになります。ぜひ働きかけを。
(仮に配備が強行されて以降も要請は有効です。ぜひ働きかけを)

 ■入間市役所(木下博市長)
 [FAX]04-2965-0232  [TEL]04-2964-1111
 [E-mail]iruma@city.iruma.lg.jp

 ■狭山市役所(仲川幸成市長)
 [FAX]04-2954-6262  [TEL]04-2953-1111
河北新報の記事です。
 実験は失敗したそうです。試射段階で失敗するということですから,やはり技術的には難しいのでしょう。

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海自のミサイル迎撃試射失敗 イージス艦、米ハワイ沖で
 防衛省は20日、日本を狙う弾道ミサイルに対処するミサイル防衛(MD)計画で、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を米ハワイ・カウアイ島沖で実施し、標的の迎撃に失敗したと発表した。
 防衛省によると、SM3はイージス艦から正常に発射されたが、迎撃数秒前に標的を見失ったという。
 SM3の発射試験は昨年12月にイージス艦「こんごう」で成功。ほかに2隻でMD対応の改修を進める方針だが、今回の失敗で計画に影響が出る可能性も出てきた。
 実験は現地時間19日午後4時21分ごろ(日本時間20日午前11時21分ごろ)、ハワイの米軍施設で行われた。今回の訓練は前回と違い、標的の発射時間を事前にイージス艦に知らせず、実戦に近い形で実施したが、模擬のターゲットに当たらなかったとみられる。
 日本のMDは海上に展開するイージス艦のSM3が大気圏外で敵の弾道ミサイルを迎撃し、撃ち漏らすと航空自衛隊の地上配備型の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が着弾直前に撃墜する2段構え。防衛省は今年9月、PAC3の発射試験に成功している。
2008年11月20日木曜日
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共同通信の記事です。

 着々と予算をかけようとしています。費用対効果についてはしっかりと検討すべきでしょうね。

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防衛省、早期警戒衛星を研究開発 ミサイル発射探知
 防衛省は16日、弾道ミサイルの発射を探知できる早期警戒衛星の研究開発の必要性などを盛り込んだ「宇宙開発利用に関する基本方針」を発表した。政府の宇宙開発戦略本部(本部長・麻生太郎首相)が5月に策定する「宇宙基本計画」に反映させる。

 早期警戒衛星は、発射された弾道ミサイルをミサイル防衛(MD)システムにより迎撃するために、発射段階でミサイルの熱源を探知するのが目的。日本は現在、北朝鮮などが弾道ミサイルを発射した際の情報を早期警戒衛星を持つ米軍に頼っている。研究開発は探知のために自前のシステムを保有する第一歩になるといえる。

 ただ、早期警戒衛星の開発が可能かどうかという技術的な問題に加え、巨額の経費も予想される。財政事情が厳しい中、防衛省内には「他の装備品調達に影響が出かねない」(内局幹部)と懸念する声も強い。同盟国・米国の反応も読み切れず、導入に至るかどうかは見通せない。

2009/01/16 21:26 【共同通信】
【緊急要請です!】           [転送・転載歓迎]

<「岡田外相がPAC3追加配備に難色」報道!>

◆岡田外相と藤井財務相に「発言支持」の声を大至急届けてください!

 〜PAC3追加配備経費944億円の予算案からの削除を!〜

東京の杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)です。

11月24日午前に開かれた2010年度防衛予算に関する閣僚委員会の場で、岡田克也外相が「ミサイル防衛」(MD)用の迎撃ミサイルPAC3の追加配備経費(944億円/北海道、青森、沖縄へ)の来年度予算への計上に難色を示しました。岡田外相は「PAC3は防衛予算のかなりの部分を占める。有効性について国民に理解される説明が求められる。(「平成」)22年度中に十分に検討すればいいのではないか」と述べたと報じられています。この発言に藤井裕久財務相も「その通りだと思う」と賛同したとのことです。

<岡田外相がPAC3追加配備に慎重論 防衛予算の新指針づくりで>
(2009・11・24 産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091124/plc0911242153023-n1.htm

<外相、PAC3追加配備に難色 12月中旬に防衛力指針>
(2009・11・24 共同通信)
http://www.kyodonews.jp/feature/seikenkoutai/2009/11/post-1159.html

<PAC3の効果説明を=岡田外相>
(2009・11・24 時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112400863

 *11月24日の朝日新聞夕刊でも報じられています。

PAC3追加配備経費の削除を求めてきた私たちは、この岡田発言を歓迎します。民主党自体が、政策集でMDについて「費用対効果、技術的可能性等の観点から総合的検討を加える」としていました。政権交代を機に、守屋武昌元事務次官ら防衛省官僚が主導してきたMDを抜本的に見直すべきです。MDは真っ先に事業仕分けの対象となるべき「無駄の本丸」です。

一年先送りされた「防衛計画の大綱」の空白を埋める防衛予算策定の基本指針は12月中旬までに決定されます。PAC3追加配備経費の削除を実現するために、あと二週間ほどが勝負です。

◆まずは大至急、岡田外相と藤井財務相に「発言支持」「PAC3追加配備経費の削除を」の声を届けてください。短いものでも構いません。一人でも多くの声が届くことに意味があります。予想されるMD推進派の反発に対抗することが必要です!

◇また、追加配備候補地の北海道、青森、沖縄在住の方は、地元の民主党議員にも「PAC3追加配備反対」「経費削除を」の声を届けて下さい。地元紙などへの投書も有効です。

【要請先】

◇岡田克也外相   (FAX)03-3502-5047   (TEL)03-3508-7109

             (E-mail) webmaster@katsuya.net

◇藤井裕久財務相  (FAX)03-3508-3427   (TEL)03-3508-7127

             (E-mail) info@fujii-hirohisa.jp


【呼びかけ】 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン

    (TEL・FAX)03-5711-6478   (E-mail) kojis@agate.plala.or.jp

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