ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

インクルーシブ教育コミュの「インクルーシヴ教育とは」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 かつて「ノーマライゼーション」ということばは、カタカナ語でわかりにくい、何のことだといわれていたけれど、だんだん人々の間に広まってきて、いまや、「ノーマライゼーション」ということばは、定着しつつあるといっていいと思う。ただ、社会の現状や障害者観は、まだまだ変わってはいないと思う。
 今、「インクルーシヴ教育」・「インクルージョン」ということばが、あちこちで使われ始めているけれど、その意味は、いろいろで、「えっ?それがインクルーシブ教育?インクルージョン?」と思うことが多くなってきた。

ここで整理の意味も込めて、自分の手元にある資料や本の中から、「インクルーシヴ教育とは」と書かれた文章を、引用して行きたいと思う。

みなさんのお手元の資料、文献で、「インクルーシヴ教育とは」「インクルーシブ教育とは」「インクルージョンとは」と書かれている文章があれば、出典を明らかにして、ここにお寄せいただけたらうれしいです。


よろしくお願いします。

コメント(7)

いろんな文献があるので、一度には無理なので、少しずつ書き込んで行きたいと思う。

ピーター・ミットラー、山口薫訳「インクルージョンへの道」東京大学出版会 2002.3


「教育現場での『インクルージョン』は、すべての子どもが学校が提供するあらゆる範囲の教育的社会的機会に参加できることを保障するという目標のもとに、学校を全体として改革し作り直す過程に関係している。それは、提供されるカリキュラム、アセスメント、学業成績の記録と報告、学校やクラスでの子どものグループ分けの決定、教育学とクラスでの実践、スポーツ、余暇とリクリエーションの機会を含んでいる。この改革の目指すところは、学校が用意するあらゆる機会に、学校のすべての子どもたちがアクセスでき、参加できることを保障し、分離と隔離を避けることである。」と述べている。(サラマンカ宣言では、「特別なニーズ教育」ということばが用いられているが、)ピーター・ミットラーは「われわれがよりインクルーシヴな教育システム、よりインクルーシヴな社会をめざすことを語っているまさにそのときに、差別を永続させるような考え方を作ったり維持したりすることばが恒常的に使用されているということの問題である。この点で『特別な』ということばを使い続けることは単に時代錯誤であるのみならず、差別的でもあるのである。」として、「子どもにラベルをはることを避け、このシステムへの挑戦を強調するようなことばを見つけ出さなくてはならない。」と記している。
いろんな文章を紹介しようと思ったけれど、ちょっと立ち止まる。
改めて、ピーター・ミットラーのこの文章を読んで、
「分離と隔離を避けること」の重要性を感じる。
「分離と隔離を避けるのがインクルーシヴ教育」とも言えると思う。教育のカリキュラムもそう。
「あらゆる機会、すべての子どもたちが参加できることを保障する。」

そして「特別な」ということばの持つ差別性に言及するあたりは、読んでいて妙に納得する。いいことのように思っている人は、それが差別だとは気付かない。
分けることを前提にして話をされる人もいる。
その人も、インクルーシヴ教育は重要だといわれる。

>われわれがよりインクルーシヴな教育システム、よりインクルーシヴな社会をめざすことを語っているまさにそのときに、差別を永続させるような考え方を作ったり維持したりすることばが恒常的に使用されているということの問題である。この点で『特別な』ということばを使い続けることは単に時代錯誤であるのみならず、差別的でもあるのである。

ここの部分、のしをつけて、文科省の人にプレゼントしたい。

必要な支援は行います。
特別な支援は不要です。

日本では、まだ「特殊教育」・「特殊学級」など、
「特別」以前の、「特殊」ということばが使われている地域もあると聞く。
学校教育法の改訂では、「特殊教育」ということばが、「特別支援教育」と書き換えられていた。
中身はそのままで?
 
すみません。いろんな文章をアップしていきたいのですが、
教育基本法のことが気になって、落ち着いて書き込むことができません。

もし、他の方で、ご存知の文献などありましたら、書き込みよろしくお願いします。
ちがうからこそ豊かに学びあえる
〜特別支援教育からインクルーシヴ教育へ〜
堀 智晴 編者

では、とてもわかりやすく書かれています。

「インクルージョンの反対語はエクスクルージョンである。つまり排除を意味する。だから、インクルージョンとは、「排除しない」という意味である。」そんな包括教育だ。
>おかちょさん

はじめまして。書き込みありがとうございます。
宿題をさぼっている子どものような感じで、ここへの書き込みできていませんでした。

おかちょさんの書き込み、3つの意味で、
とてもうれしいのです。

その1 堀 智晴さんは、わたしの先生であること
その2 ここに他の人から書き込みがあったこと
その3 これが一番重要。
12月9日(土)11時30分から「ひこうきぐも」たこ焼きパーティーがあります。ということ。よければ、どうぞきてください。

他の方には、わからないことなのですが、(すみません)
おかちょさんなら、わかって下さると思います。
よろしく〜〜〜♪

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

インクルーシブ教育 更新情報

インクルーシブ教育のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング