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インクルーシブ教育コミュの大阪府知事選3候補への公開質問状と回答(6)

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■質問5.「障害」のある子が府立高校への進学を希望した場合、どのような進路保障が適切だとお考えですか?そう考えられる理由もお聞かせください。

■回答

【梅田章二氏】
 学校教育にあたっては、子どもの成長・発達を保障することが一番重要です。肢体不自由児の府立高校への進学にあたっては、学校の施設・設備の改善や特別な人的配置が必要です。知的障がいや発達障がいの子どもの府立学校への進学の在り方については、学校・保護者・専門家の意見をよく聞きながら、子どもの成長・発達の保障の観点で、総合的に判断することが大切だと考えます。

【松井一郎氏】
 自立を望む子どもが「自立」を実現できるような教育を提供できる学校を整備することが、子どもたちの「進路」を保証することにつながると考えています。例えば、支援学校のたまがわ学園では、普通校を上回る就職率です。これは支援学校の支援体制が充実している証左であり、自立を望む子どもにとって支援学校がささえとなっていると理解しています。

【倉田薫氏】
 大阪府教委は、障害のある生徒もない生徒も「ともに学び、ともに育つ」制度として、府立高校に「知的障がい生徒自立支援コース」と「共生推進コース」を作りました。毎年の受験倍率が一般高校よりも非常に高くなっていることは、障害生徒や保護者の皆さんが中学卒業後の進路として、支援学校だけではなく、広い選択を希望されていることがわかります。特にみんなと一緒に普通高校への進学を希望する人たちが増えてきたことの表れでもあると思います。自立支援コースと共生推進コースの高校の数をもっと増やす必要もあるかと思います。
 また、高校に入学した障害生徒に対する人的配慮や、障害生徒も入った教育の在り方の教員研修なども進めていく必要があると思います。
 維新の会の「教育基本条例」にある「3年連続で定員割れをした高校は廃校にする」などといった、荒唐無稽なことが実施されれば、障害生徒や保護者の願い、選択肢を奪い取ることになってしまいます。

大阪発「ともに学び、ともに生きる教育」情報掲示板より転載

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