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認知症と高齢化社会コミュの私の父の場合 その2

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2度目に見舞いに行ったとき、父は和室の病室で薄い布団に寝かされていました。
相変わらず、片手の人差し指の付け根をペロペロなめて、ありもしない空飛ぶ船に迎えに来るように信号を送っていました。
話をしているうちに、おむつ交換の時間になりました。
私は、父のおむつを自分で変えるといい、
そうしました。
やせ細って衰えた下半身。決して太い方ではない私の腕と変わらないくらい肉が落ちていました。
おむつを変えるときに、父の腰骨の所に大きなガーゼが当ててあるのに気づきました。
剥いでみると。。
そこにはひどくなった床ずれで、真っ黒に変色し穴が空いた皮膚がありました。大げさではなく、青あざを通り越して文字通り真っ黒でした。

これは、多くの家族のみなさんに気を付けて欲しいことなのです。
歩けなくなるほど筋力が衰えた人は、熟睡すると自分の力で寝返りを打てないので、床ずれが慢性的に起きます。
老人病棟では、強い睡眠薬を処方することも多いから、そうい薬を飲むと健康な人間でも寝返りをうてないことがあるのです。
それが体力などが衰えた老人だとどうなるか。。
病院でも気を付けてくれているとは思いますが、現状の医療状況では人が足りず、行き届かない事もあるのです。見舞いに行った時くらい自分の目で見てチェックすることも大切だと思います。

父の場合は、すぐに看護士さんを呼び、状態を一緒に見てもらいました。そして、床ずれをしにくいように寝床を変えてもらうこと、父は本当は少し前までは歩けたので、せめて寝返りくらいは自力でできるように理学療法をしていただくことをお願いしました。

その結果、翌日から寝床は自動で空気圧が変わるマットを使用したベッドに変えてもらい、1週間後、父の床ずれの手術が行われました。手術の傷が癒えてから、理学療法を開始するというお話もいただきました。

床ずれはもう少しで骨に達する所までいっていたそうです。
気づかなければ、父の命にさえ関わっていたかもしれません。
それ以降も私は、常に父のおむつ換えを自分でしたり、それをするところを傷の経過も含めて見せてもらうようにしていました。

日本人は病院の先生に質問すること意見することを控えがちです。
でも、私は思うのです。
人材が足りず、病床に対しての担当者が少ない現状の中では「この家族はちょっとうるさいぞ」くらいに思われてたほうが得なことってあるんじゃないかと。
そして、そういう人が増えていけば、今の体勢を見直さなくてはならなくなる日も来るのではないかと。
もちろん、相手の気持ちを害しない程度。。という気配りも必要ですが。

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