介護保険は在宅介護が当たり前にできるための援助だと思いますが介護にまつわる悲惨な事件が後を絶ちません。
私は若年認知症の夫と試行錯誤しながら十年の月日が流れました。
1人で背負っていた時期を経て、最大限の制度の助けを借りながら、多くの関係者に支えられて夫の介護に幸せを感じられるようになりました。
在宅で夫と共に過ごし、コミュの皆さんとも語り合いながらこの先の困難を乗り越えて自宅で最期を看取りたいと思っていましたが、夫は平成20年2月に病院で亡くなってしまいました。
不安や迷いがつきない介護期間でしたが、最後に充実した時間を過ごす事ができたので、それ以前の悩みの時期のことさえも今では懐かしい思い出に変わりました。
でも当初の辛い不安な時期に、気持ちを語り合える場があったら、また色々な情報を知っていたら、あの苦しい時間がもう少し短かったのではないかと思うこの頃です。
どんなに制度が整っても、抱えている心の問題までは解決できません。
「優しく、怒らないで、辛抱強く・・・」なんて分っています。でもそれが一番大変なんですよね。
介護の悩みは現実問題以前の行ったり来たりの心の葛藤が根底にあって、現実を受け入れて前向きの覚悟を決めるまでがとても辛いように思います。
このコミュが、今悩んでいる方、乗り越えてこられた方、仕事として介護に携わっている方達と安心して本音が出せる「しゃべり場」になって欲しいです。
皆さんとご一緒に行ったり来たりしながら、やがて無理なく自分なりの前向きな気持ちが持てるようになってほしいです。
介護している今も大切な自分の人生が過ぎていきます。
介護から逃げないで、少しでも楽に毎日を前向きに明るい気持ちで過ごせたら・・・。。
介護とまだ縁の無い方にも是非加わっていただきたいです。
また御自分が介護される立場の方にも加わっていただけたら嬉しいです。
醜い自分、情けない心、弱い心など遠慮なくつぶやいてみてください。
意外にも誰にもある普通の心なのかもわかりません。
故意に他人を傷つける意図のあるコメントでない限り、どんな事でも結構です。
トピックは自由に立ててくださいね。
困ったときには