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2020年07月19日10:09

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さびしんぼう

1985年 大林宣彦

初見。やはり大林文学とは合わないなあと確認するのみだった。ただ当時のアイドル富田靖子を白塗りの道化で使うという大胆さには敬服する。

さてNHK-BSで「映画で世界を変えようよ〜大林宣彦から4人の監督へメッセージ」という番組を見た。死の直前、岩井俊二、手塚眞、犬童一心、塚本晋也の4名に映画への想いを託すと。なぜこの4名なのか。東日本大震災以降、大林映画は反戦色を高めたという。それにストレートに応えるのは塚本監督の[野火]くらい。番組で岩井監督は言葉を選びながらも戸惑った様子だった。犬童作品は一つしか知らないし手塚眞作品は全く知らないのでなんとも言えない。彼らの映像作品で世界は変わるのか。そうも思えないんだよなあ。先日の発言で炎上した劇作家の平田オリザ氏みたく、大林監督の見方にも自分の専門領域からのバイアスがかかっているように見えるし、NHK-BSで見た[キューブリックが語るキューブリック]のようにあそこまで先鋭な映画を作れば世界は変えられるかもとも思える。
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