グレッグ・ベア今年11月に亡くなっていたというグレッグ・ベアの代表作を再読。遺伝子操作によって細胞レベルのコンピュータを作り上げた異端の科学者。研究所を解雇されるにあたって研究材料を自らに注射し、そこから社会に"疫病"が広がっていく。隔離される
ジェイムズ・ティプトリー・Jr先のナンシー・クレス[アードマン連結体]がティプトリーの影響を受けているとのことなので読みなおしてみた。初読の衝撃を思い出す。少女マンガの夢とロマンと宇宙SFの親和性がこんなにもあるとは。しかもカバー・挿絵が川原由美
ナンシー・クレス続いて2010年刊の短編集を再読。ヒューゴー賞受賞なるも本書以降に翻訳本は出ていない。表題作は概ねこう。地球上には80歳以上の老年人口がかつてないほど増えた。するとどうなるか。なんだかわからない集合意識みたいなものがたまたまアード
ナンシー・クレス2009年刊の本を再読。スペインの物乞いとは何も与えず、何も取引せず、何もしないような人たち。時に暴力的にもなる。無眠人は遺伝子操作によって作り出された。有眠人よりも活動時間が長いだけでなくREM睡眠が脳にもたらす悪影響を避けられ