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2018年12月19日08:52

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上腕骨に空洞

8年程前になるが、右上腕骨骨頭近くに空洞の有る小学生を診せていただいた。

事の始まりは、学校の体育授業で「右肩が痛い」で近所の整形外科から総合病院
医大付属病院、小児専門病院へと転院を繰り返し、原因は骨粗鬆症の1種に落ち着く。

挙上しにくい腕の痛みを取り除くことは出来たが、「骨格の空洞化」については
全く分からない。
先天的に遺伝子に欠損があるのか?
栄養摂取に偏りがあったのか?
上腕骨への過度の負荷があったのか?

専門病院での最終結果は、骨盤から骨を切り取って空洞化している上腕骨へ移植
であったと思われる。

施療の仕事に就いていると、思いもよらぬ疾患に出くわすことがあり、面喰ってしまう。
画像検査や血液検査で骨格に異常のない”肩凝り・腰痛・膝痛”は可愛いもので、
本人のケア次第によってどうにでもなる。

口腔内の虫歯や歯槽膿漏を幾度となく持ち出しているが、虫歯や歯槽膿漏は
本人のセルフケア・メンテナンスにかける意識次第によるところが大きい。
例えば”肩凝り”は、スマホやパソコンの使用頻度の多い人には思い至るであろうが
画面操作で前傾姿勢や首を前に突き出す亀背を取りがちになることによって
頚部・胸部・背部の軟部組織に緊張を強いる事になる。

仮に右肩に痛みを伴う凝りがあるなら、右肩関節を後方へ引くストレッチングをしてみれば
応急処置として直ぐに結果は出てくる。
当方へ来られる患者には「なぜ、こんな結果をもたらしたのか」を
カウンセリングの一環として伝え、同じ症状を頻繁に繰り返さないように
セルフケア、或いはパートナーケアの方法を伝えるようにしている。
実行するしないは、本人や家族の健康に寄せる意識次第になる。

一時、携帯電話やパソコンからの電磁波の脳への影響が取沙汰された。
脳への影響については研究したことは無いので分からないが、
電磁波の人体に与える影響については、経済省や環境省の出前講座で
注意を促しているので参考にして頂きたい。

人体表面上における電磁波の影響は、一時的かもしれないが除去する事によって
身体全体は楽になり、部分的に痛みも消えることがある。
セルフケアは重要になる。
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