mixiユーザー(id:17922359)

2018年08月01日13:12

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僕以下の世代が政治無関心になった一因・旧友たちへのメールから

  青春時代に起きた海外の戦争の性格の変化もあったかもしれない。
  朝鮮戦争やベトナム戦争は背後にアメリカとソ連があり、日本人にとっては判りやすい図式だった。だから、当時の高校生以上の世代の人たちは自分なりに考える事ができて、討論もでき、そこから政治に関心を持ち、日米安保や日本国内の政治の件にも目が向いた。思えば、1967年の美濃部都政誕生もその流れの一つでもあった。
  でも、ベトナム以降は。まず、共産国同士のベトナム・カンボジアとか中国ベトナム戦争。訳が判らず、議論は不可能。80年ごろからはイスラム絡みのものが増えた。もっと訳が判らない。第一、イスラムの事は我々日本人はよく知りませんね。だから、例えば、僕の青春時代の70年代後半のVYSとか高大生の会も海外の戦争は話題にもならなかったわけです。それ以降、日本ではそのような状態が続きました。
  ひょっとして、「何となくクリスタル」状態の根の一つも以上かもしれませんね。戦争は人間の持つ原罪意識を刺激し、目を社会に向けさせます。でも、その戦争の状況も理解できないものならば、何の刺激にもならないわけですね。ベトナムの事を書き、偶然にも、僕の青春時代の一端も見えてきました。

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