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2018年05月03日02:32

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ポチの夢さん宅訪問

寝不足でテンションは低かったものの、自作系フルレンジの盟友、ポチの夢さん宅を集団で訪問した。
隣室にまで所狭しとスピーカーがある。

ドライブするのはマランツの小型レシーバー1台。バイアンプ駆動できるという驚異のハイCP量販機。フルレンジにはもったいないのでは・・・、ということで、KITHITというスーパーツイーターも繋がれている。
スーパーツイータープラス台で、レシーバーが数台買えそうだが。。

評判がよかったのはMarkAudioというユニットに、ナラの無垢材を組み合わせたというもの。
それから、タンノイの40年も前という同軸30センチ?と20センチ?ぐらいの2ウェイ2台。台になっていて、20年ぶりに目覚めたとか。特にSuperRedMonitorというものが鳴らされていた。
マグネパンという平面型の膜のスピーカーもおもしろい。

私としては、オールドタンノイのアナログ時代のヴァイオリン協奏曲と、オールドジャズが反則と感じた。
コーヒー製造機を買えばクラシック喫茶、灰皿を買えばジャズバーのできあがりだ。鳴ればたちまち昭和。これは文化遺産だ。
ブリティッシュサウンドの刻印はなかなかしぶとい。うちではDAC64の音。
最新ハイエンドスピーカーより、70年代以前のクラシックはよい雰囲気で鳴るだろう。
さびついた音の部分もあるが、すべてクリーニングして6N線で繋ぐと、味も落ちかねないので、メンテナンスも要注意だ。
アンプのバイアンプにも理屈上よく合っているが、せっかくなので、眠っているらしいオリタ真空管でも聴いてみたかった。
ウェルフロートにもタテヨコ幅が合っていい感じだが、個人的には、もう少し高さを稼ぎたいところ。また、照明も白熱灯系で雰囲気を演出してやりたい。

ポチの夢さんいわく、ジャズのやんちゃな感じはタンノイはいかん、ベラボックスでないと出ないそうだ。
ほかに、タンノイのスターリングユーザーで、小型のドーム型スピーカーを併用している知り合いがいるが、タンノイの格調高さやホーンが、毎日付き合うと融通利かなく感じるかもしれない。

平面型は昔から気になっているし、ヘッドフォンは平面型にしている。
セッティングは難しそうだ。
マグネパンは、雰囲気は抜群だが、音像が縦に広がったり、うすっぺらくなったりというのをクリアするには、いろんな工夫や視聴位置の選択がありそうだ。

さて、本来の主役は自作系のユニットとハコたちだが、タンノイ、マグネパン、以前のQUADなどに話題を奪われがち。限られた条件下では、プロがバランスを取って、楽器調に塗装し、量販で価格を抑えたものになかなか太刀打ちはできない。
自作系にこだわっていくと、ある種の宗教に入っている人のような雰囲気が漂う。心配するなかれ、私自身もそういう視線を感じるのだ。

抵抗策としては、同一の箱でユニットだけを変えていく。
うちのスワン豪華キャビも、初代のユニットのみで考えると超低CPだった。合わないユニットいくつかを経て、108solが適合して、なんとか普通になった。この先もう一回ぐらいチェンジできたらハイCPといえる。
ネジ穴やアダプターリングを柔軟にしておくとよい。
私もMarkAudio10センチなら使いたいが、そもそも穴が5個なので合わん。

とにかく大量にメンバーがいるので、半分ぐらいリストラして、資金を他につぎ込めば、エアスペースも増えるしと思ってしまうが、ポチの夢さんが思い入れたっぷりに各機を紹介してくるので、言葉をのみこむ。
楽しそうなのだ。これが趣味だ。ユニットや箱たちは、いろんな生まれ育ちの仲間なのである。彼らの個性を考えながらいろいろやっていると、健康で顔がほころぶのである。

ちなみに、CD棚などを拝見していると、いろいろと趣味の似た歴史を感じられて愉しかったです。ありがとうございました。


寝起きでも スーツ姿の しんし(英國紳士)かな   黒鳥
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