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2017年11月08日10:08

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人生意気に感ず「9人殺害・日本の闇。トランプ来日は。へいわ845でダライ・ラマ」

◇座間市の9人殺害事件は日本の犯罪史に残る大事件である。伝えられる白石隆浩容疑者の言動からは責任能力には問題がなさそうだから、死刑判決は免れない。切断された9個の首、数百の骨片、これらと狭い密室で同居していたというのだから信じ難い。異臭が伝わってくるようだ。更に信じ難いことは、10代20代の少女たちが簡単にこの部屋に入り殺された事実である。
 犠牲者の一人、田村愛子さんの小学生時代の写真が紹介されているが、まるで少女雑誌のアイドルのような面影である。この事件は特異な事件であるが、現代社会の病根と深いところで繋がっているに違いない。日本人の心に何が起きているのか。自分の欲望のために簡単に人を殺す事件が後を絶たない。毎日のように遺体の発見が報じられる。日本列島は遺体列島かと思わせる。行方不明者は全国で約8万5千人とか。今回の事件は日本の危機。そして日本人の心の危機を象徴する出来事に違いない。
◇トランプ大統領が慌ただしく来日して去った。到着時、トランプ氏は語った。「いかなる独裁者や体制、国家も米国の決意を侮るべきではない」、「我々の自由を守るに際し決して譲歩せず、動揺せず、ためらわない」と。この言葉が金正恩の北朝鮮に向けられていることは言うまでもない。多くの国民を餓死させ、反対する者は容赦なく処刑し、血がつながる肉親までも殺す。正に狂気の独裁者、狂気の独裁国家である。この隣国から狂気と共に犠牲者の異臭が北風に乗って伝わってくるようだ。
◇日本アカデミーで毎週水曜日の朝8時45分に行っている講義「へいわ845」は、今朝で第18回、ダライ・ラマを語る。チベットは最後の秘境と言われるが、高い精神文化を守り続ける秘境である。チベットが秘境でなくなる時こそ、人類の危機である。ダライ・ラマは中国の暴虐に対して非暴力で、秘境の歴史と文化を守ろうとしている。第13回ではガンジーを取り上げたが、ガンジーの国・インドは、同じく非暴力を訴えるダライ・ラマの亡命政権をインド北部のダラムサラに置くことを認めこれを支えている。来週は「命のビザ」の杉原千畝を取り上げる予定である。
◇今月の「ふるさと塾」は北朝鮮である。狂気の独裁国家に未来はあるか。日本の危機の実態は。同時に「憲法をゼロから学ぶ会」をスタートさせ、毎回少しずつ憲法を学ぶことにした。憲法改正の主人公は国民である。(読者に感謝)

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