人生砂漠

僕は古代人のように早寝早起きの習慣になっています。

夜八時には寝てますから。
２時、３時には目覚めます。

今日は目覚めた時、果てしない砂漠を思い浮かびました。
夢を見たわけではありません。

勝手に砂漠から
『何かを得よ！』との導きと考えることにしました。

人は何の為に生きるのでしょうか？

人生の目的とは何か？

人生に疲れている時とか、幸福からくる倦怠感の時につい口走るのか。

人生の目的をもつことは大事なことであるが、その目的とは何だろうか？

僕はその答えが砂漠だと思っています。

シルクロードを行ったことがあります。

砂漠を歩いた経験のある人も、ない人も、

果てしない先にある

目的地をめざして

歩いていると、想像して下さい。

目的地が見えません。
もう行くの止めて引き返そうとしたくなります。

途中にオアシスが見えて来ました。


あれが、目的地だ！と

そこで、休むことができました。

元気と勇気が出て来たら、また砂漠を歩くのです。

次のオアシスまで。

このオアシスを
方便として使っていたようです。

『嘘も方便』本来の目的地ではないからです。

この方便を、仏教のサンスクリット語で
「ウパーヤ」といいます。

もうひとつの意味が


『近づく』なのです。

方便とは近づくことなのです。


素晴らしい！と

叫んでしまいました。


そうです、嘘の方便でも真実に近づくことなのです。


人生は果てしない砂漠


目的地に向かって歩く


いや、目的などなくて

いいのです。


『近づくことが目的』

なのです。


そうです、人生とは


今日を精一杯生きる事


それが目的だと思います。


宇宙飛行士になりたい、科学者になりたい、
スポーツ選手になりたい。

いろんな目標、志があると思います。

それが、実現したり引退したらその先はどうなのか？


人生の目的地などは


目に見えないもの



近づくために


毎日を生きること


なのです。


それに気づかせてくれたのです。


だから、親、兄弟、友人、知人が亡くなって

さぞや無念と思いますが、

毎日を頑張って生きることが人生なのだから

誉めてやりましょう！

今日を生きることが

人生の目的なのだから

勇気元気で行きましょう！


厳しい砂漠が待っているけど、

オアシスに近づいて

行くのだから

なんくるないさ。


合掌