「もん」の付く虫=昨年の夏、目の前で逃げられたクロモンキイロイエカミキリ。たかがカミキリ、どうせ採ったとしてもすぐに抜かれるんだし…。心の中で言い訳を何度も繰り返す。
だけど、それでも何ども思い出させるのは やっぱり悔しいから。
「もん」といえば昔のカミキリユースでS根君の○○〇エロモンサビってのがあったなと、ふと思い出す。水玉とか♡とかのエリトラの斑紋変異が図解入りで解説されてた。
「もん」のつくチョウ。思い出深いのは初めて採ったモンキアゲハ。とにかくでかくて感動した。それは中学の生物部の採集行で登った鈴鹿藤原岳聖宝寺近く。疲れた足を引きずりながら下山するさなか、不意に頭上を飛びぬけていく黒いチョウ。振り向き反射的に登山道を駆け上がる。数メートル先で射程距離に追いつき首尾よくネットインした。三角ケースに収めてふと気づく。真後ろを歩いていた彼女を突き飛ばして追いかけたようで、あやうく登山道から転がり落ちそうになったようだ。それ以来卒業まで口もきいてもらえず。
もんもん 悶々としながらすでに7月。しばらく採集に出ていない。カミさんの仕事だったり天気が悪かったりと。とうとう体調崩して2週間ほど寝込み出かける元気も出てこない。このまま今年の夏は過ぎてしまうのだろうか、悶々。
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