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2022年09月24日00:04

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西九州新幹線「対面乗換」で解決できない根本問題

 西九州新幹線「かもめ」の運行区間は長崎―武雄温泉間。博多とは直通しません。そのため、本州から新幹線で長崎方面に向かう場合は、博多で在来線特急に乗って武雄温泉まで行き、武雄温泉で新幹線に乗り換えることになります。
 
 武雄市など県の西部地域は全線フル規格による整備を望んでいますが、佐賀市など県の中央部や右寄りの地域はもともと博多に近く、フル規格化の効果が薄いのです。具体的には博多―佐賀は所要時間も40分程度で、新幹線ができたとしても費用対効果に乏しいことが現実的にあります。
 
 加えて、地元の資金負担や在来線の在り方にも課題があるとして、県は全線フル規格化に反対しています。新幹線導入当初はバラ色でも、JRから切り離されて民営化を強要される在来線には、毎年の深刻な赤字負担や在来線特急が走らなくなることでの過疎化が進むなどの問題が残されたままの見切り発車となっています。
 そのため国と県の間で整備方式をめぐってこれまで6回の協議が行われたが、目立った成果は上がっていません。

 九州新幹線の鹿児島延伸のように、在来線リレー式の今回の暫定開業には、何年後に博多と直通するという目途は全くたってなく、ずるずると盲腸線状態を引きずる可能性が高いのです。

西九州新幹線「対面乗換」で解決できない根本問題
円滑、安全な移動目指し武雄温泉駅で模擬訓練
https://toyokeizai.net/articles/-/605996


■博多まで行かないのに…新幹線かもめ、行き先表示「博多」のなぜ
(朝日新聞デジタル - 09月23日 12:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7121778
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